新年あけましておめでとうございます。大体昨日位から仕事始まりのサラリーマンも多いんじゃないでしょうか?
令和3年、今年は海外に遊びに行けるようになると嬉しいなと思っています。1発目はそこそこ長い事使っているこのロッドから。
MX-7
モンスターキスのMX-7です。こちらのロッド、1本で何とかするなら系ロッドです。どちらかというと強めな方に振ってる感じ。大は小を兼ねるとか昔から言われますしね。あんまし大過ぎると無理だけど。比較的長い事、使っているので色々釣りました。
基本どこの怪魚系パックロッドのメーカーさんもそうですけど、最初に1本で行くなら系コンセプトで出したものの、その後ラインナップがバンバン増える現象が起きている気はします。やっぱしこれも欲しいな的な。ジェットセッター61Cとか限定50本って、最初は書いてましたからね。
まあ、どこも民間の株式会社ですしその辺は仕方ない部分だと思います。ユーザーとしても気になってるメーカーの新しい商品が出るのは嬉しい事ですし。
さてさてこのパックロッド、70up位のシーバスならまったく主導権を与える事なく気にせずフツーに巻いて寄せて終了できます。おー、まーまーデカいっっ、とか言ってる暇なくファイト終了。ん?そんなにデカくないかなと思ってたら実はそこそこでした的な。チャオプラヤキャットのぶっこみ釣りとかにも使いましたが、問題なくやり取り出来てます。その他メジャーどころな魚には大抵使ったかな。もちろん管釣りとかでは使ってないですよ。
でもこのロッド、ティップまでガッチガチの棒ってわけじゃなくて、負荷がかかると負荷の大きさに応じて良く曲がります。個人的には良く曲がるロッドの方に入るんじゃないかと思います。下が1/2ozのデラクー、上が4.4ozのメガドックまで使ってます。ヘビーバーサタイルロッドって感じですね。
値段的にもハイエンドな価格帯になると思いますが、使い込んで行けば、価格に見合ったナルホドな感が出てくるパックロッドなんじゃないかと思うんです。
例えば昨年発売になったアルティマのパックロッド、ピースごとにそれぞれの役割を持たせるべく適材を使っているとの事でしたが、マルチピース特化メーカーさんでは元々同じように作っている所もありまして、ここのメーカーもそうです。大手は見せ方が上手いですからね。
ガイド
トップは6mm径ステンレスSic。ガイドはシリーズ通じてダブルフットのダブルラッピング。丈夫な仕上がりです。輪ゴムでまとめてリュックに入れる運び方もした事がありますが、全然問題なかった。いちいちロッドケースに入れるのメンドクサイって人でもたぶん大丈夫じゃないかと思います。
とりあえず丈夫
オール並継ぎロッドです。よってバットは必然的に太めに。注目されているとこで破断強度。ロッドを60度にした際のリフトが14kgとパックロッドとしてはかなり群を抜いていると思います。下手なワンピースロッドより上なんじゃないか位です。
あと、個人的なそこそこミラクルパターンとしてジグをキャストする際に後ろの鉄柵に気づかず、ガチーンってジグをぶつけちゃった事があります。フツーのロッドだと折れちゃうケースも考えられますが、このロッドは全然平気でした。その後、ルアーチェンジしてフエダイ系をポコポコ掛けてます。
まあ、果たしてこのエピソードが総合的にこのロッド丈夫だよにつながるかは謎ですが、とりあえず僕のロッドが大丈夫だったのは確実です。今でもフツーに使ってるし。当たり所が良かったのかな?
スピニングモード
ベイトロッドなワケですが、グリップを上下入れ替える事でかの有名なスピニングモードになります。
このロッドでは僕の場合、出番はないですけど。だってトリガー邪魔だし。おまけ機能位に考えておけば良いんじゃないでしょうか。
リュック1つでバックパッカー的に旅をするので、本気で荷物を減らしたい人には便利かもしれないです。
ちなみにグリップは自分でラバーコーティングしました。汚れたらペリペリ剥がしてまた塗る感じ。
互換性
このシリーズの特徴である互換性。他のロッドも持っていれば、色々グリップの組換え可能です。
グリップをMX-6にして短くしたり、その上の∞にして伸ばしたり、自分の使いやすいように、またそのシチュエーションに合わせた感じで使えます。なかなか他のモデルには採用されてないので便利機能の1つです。あとはシマノのエクステンションバット位かな。
この辺の点からも、1本かったらこのシリーズでもう1本ってなる理由の1つかも知れないです。結果として少ない本数で様々な釣りに対応しやすくなります。なかなか便利ですよコレ。
ケース
他のモデル同様、ネオプレーン系のケースです。ここのパックロッドを持って遠征に行く際はこのケースがコンパクトで非常に便利。
グリップ用とブランクス用で分かれてますがまとめちゃいたいなら、1本ならグリップ用の長い方のケースに入っちゃいます。
メジャー的なプラを入れることで体外的にもちょっと丈夫になる感じです。
このロッドの凄さは、無理やりにまで高めた耐久性と汎用性かなと個人的には思います。正直な話、道具としてよく考えられていると思います。色んなメーカーが仕舞寸法60cmに胡坐をかく中、50cmで通してますしね。この仕舞寸法50cmアンダーはやっぱしパックロッドにとって非常にキモになると思っています。ちなみにこのロッドは48cm。
このロッド、遠征で飛びまわる人はもちろん、ミニマリストの方や普段はバスメインでコノシロパターンの時期だけボートシーバス乗る人、養殖池系のバラ掘りとか行く人なんかにもおススメ出来るパックロッドじゃないかと思います。