今朝とか寒くて思わずホッカペの電源入れました。都内も着実に冬がそこまで来ています。夏は暑くてシンドイけど冬は寒くてシンドイのよね。もうちょい春と秋が長いと良いなと毎年思っています。
ビセオ テレショーティTSH55LT
仕舞寸法が24cmと非常に短いパックロッドです。コンパクトテレスコ。
当初、ビセオってなんじゃろう？と思ってましたが、何のことはないプロックスでしたね。
ちょっと若者向けにデザインをポップにしたラインナップとして、サブブランドみたいにした感じですかね。おしゃれ感を出す為にバット部分に白の差し色が入ってます。
ちなみにGoogle先生で「ビセオ」って検索すると美容院とかが思いっきりヒットする中に、ルアーとかも出てくるなかなか面白い状況になってました。
スペック
長さは164cm、10本継ぎで、ルアーは3～7g。一応、メーカーさん的にはバーサタイルに使いこなせる使いやすい設計だそうです。
スペック的にはLですが、全然固いです。構造的に仕方ない部分だと思います。ほどよく棒な感じです。よってこの手のロッドにありがち、ロッド強度がライトクラスってな感じで考えてときゃいいんじゃないかな位でいます。テレスコだし無理しないようにするのはマストです。
折れやすいであろうテレスコロッドという構造の事を考慮してか、デカめのティップカバーが付いてまして、パックロッド全体をカバーしちゃう事が可能です。よって結構防御力は高めです。このままカバンにinで良い位。
このやり方、他の短めなファンフィッシング用のパックロッドにも流用出来るティップカバーの使い方かもしれないですね。
グリップ延長
このテレショーティ、グリップを17cm延長できる、エクステンショングリップが付いてます。オプションパーツ標準装備。
付けるとこんな感じ。
ロッド自体が短いし、無理できない構造なので、正直ダブルハンドルでフルキャストするような状況は少ないと思いますが、魚を掛けたあとのやりとりで、グリップが延長できると腕に当てやすいのである程度踏ん張りは効くようになります。ただこのロッドでそこまでの大物をガンガン狙っていくかと言われると微妙な感じはあります。デフォルトだと相当短いグリップです。
なおこのエクステンションバットはPEを絞める際にもちょっと活躍します。PEが食い込んだ痕が付いちゃいますけど。
ポケビッツとの見た目
僕の持ってるトラギアのポケビッツ5510L、これと大体一緒なんじゃないかとふと思いました。比べてみるとこんな感じ。
基本的にグリップとカラー以外はほぼ一緒な感じですね。振った感じもスペックも大体同じような感じ。
メーカースペック上は元径が0.4mmポケビッツの方が太い重さがテレショーティのが6g重い位かな。この位の差はこのレベルの竿だとまあ・・・。
最も大きな違いはプロックスかエイテックかってとこですね。
個人的にハイザックの連邦仕様かティターンズ仕様か位の差だと思えばいいかなって感じで処理しておきました。あー、グリップ延長があるのでジェガンA型とD型位の差のが近いかな。さほど大差なしって事で良いと思います。
ポケビッツとの互換性
ほぼほぼ一緒なイメージがついたポケビッツとテレショーティ。
んじゃ、テレショーティーについてるエクステンショングリップもポケビッツに付いちゃうんじゃないかと思いますよね？
バッチリ、フツーにつきます。無改造ポン付けです。プロックスでこのエクステンショングリップだけ買えば、ポケビッツ5510Lのグリップも延長可能です。
グリップだけ販売あんのかな？あと色の組み合わせが凄い感じにはなりますね・・・。
ケース
こんな感じのセミハードケースが付いてまして、ロッドと一緒に、グリップも収納できます。厚みがあるんで。
ケースにカラビナ付いてるんですけど、ベルトループやリュックにでも引っかけてねって事でしょう。
ただね大きさ的にプリングルスの缶位あるのでこんなもんを腰につけてぶらぶらしてたら、正直移動の際に邪魔で仕方ない気はします。
ちなみにポケビッツと並べてみると、こんな感じね。ケース込みでも、大体長さは一緒。兄弟機って事で。
リール
このテレショーティ、実はリールもお揃いカラーで出てます。全体の統一感は出しやすいですですが、カラーがカラーだけにダサ目でキレイにまとまります。逆にそれがオシャレな感じがして後からポチりました。
ビセオVTS55タイニースピン。ちっちゃいスピニングリールです。ロッドと同じカラーリングなんでもう、ベストマッチ。値段もアマゾンで2000円位で買えちゃうリーズナブルさ。重さが実測で150g、ベアリングが3BB+1。1号が150m巻けるリールです。ギア比は4.8:1のローギアです。
もともと別のリール使っていましたが、もはやテレショーティ専用リールなので他のロッドでは使わないと思います。
ちなみにタイニースピンのドラグは安いリールにありがちな抵抗あるけどスカスカした感じ。まあ特に問題ないかな。
ポケビッツ同様にケースに入れた状態でリールを装着するとリールだけ思いっきり出っ張っちゃいます。
このカラーリングってロッドにせよリールにせよあまり見ないカラーなので結構独創的で黒がベーシックな業界のプロダクトに一石投じる商品なんじゃないのかなと思ってみたりしました(笑)
テレショーティとポケビッツ、値段的にもどっちも7,000円～8,000円位なので、エクステンショングリップが付いてるテレショーティのが得な気はするのでここはテレショーティに軍配って事で、もし買うならテレショーティかな。タイニースピンと合わせても10,000円位で揃います。
