パックロッド探訪、フィッシュマン B.C.4-5.10MXH

今年ももうちょっとで終わっちゃいます。早いですね。最近1年があと2カ月位伸びるとちょっと嬉しいなと思うようになってきました。

B.C4-5.10MXH

フィッシュマンの4ピースパックロッドです。ベイトロッドに特化したメーカーさんですね。このロッド、元々のベースは3ピースのブリスト5.10シリーズ。BCはブリストコンパクトの略だったかな。

このパックロッド、仕舞寸法は49cmなので僕の理想とする基準である50cmアンダーをクリアしてます。スバラシイ。持ち運びやすいです。

一応、良く曲がるをうたった剛竿的な立ち位置で僕の持っているMXHはメーカーHPだと対象魚にして10kgまで。ルアーが7~55gという幅広スペックです。

何気にここのロッドを使っている人が周りに何人かいましたが、結構意見がガッツリ分かれている印象でした。気に入って1本で何でもやってた人もいれば全然ダメって言う人もいたので。

実際、パキッとしたMHクラスのバスロッドを普段使ってて、ここのLHとかを急に渡されて投げてみなって言われた場合、若干戸惑うかも知れないですね。

僕と同じMXHでメーカー公称値より軽いルアーとかも平気でキャストしている友人もいます。しかもリールはヘビーよりのリール使ってるし。道具ですし使う人の力量問題も出るワケです。ただ僕的にはこのロッドならしっかり曲げる為にもやっぱし10g以上は欲しいです。

ちなみにこのロッドで僕がダヴィンチとかを投げるとかなり高確率で回転しまして、着水後フックにリーダー引っかかっているパターンが増えます。他のロッドだとそんなに引っかからないんですけどね。

飛距離アピール

しっかり竿を曲げてやれば後は竿が仕事をしてくれます的なのを良く見ますが、まあどの竿も曲げたら戻るワケでして、曲げても戻らない竿はそもそもからして使えないんじゃないかと思ったり・・・。

確かにここのメーカーの竿は使っていてキャストの際にルアーの重みをのせてリリースするまでの集束、反発が早いのかなと思います。

このスピードがどの程度、飛距離に影響を与えているのか素人アングラーには不明ですがとりあえず体感として、勢いはあるのでキャストしたルアーがカッ飛んでいく姿は気持ち良い物だと思います。

飛ぶか?と言われたら、うん飛んでるねー位の回答になっちゃいます。計ってないしリールの影響もあるだろうし。

ちなみにLHも使った事ありますが、個人的にそっちは小さいプラグをトップで小さいアクションで動かすような釣り、このMXHはジャークとか入力していく釣りに向いていると思います。LHに比べると入り過ぎないので。

使うルアー重量にもよりますがフリップキャストはLHのがやりやすいと思うので、フツーにボートシーバスで穴打ちメインで楽しみたいなら、LHのが出番多いかなと。もちMXHでも出来ます。

BC4のMXHは魚をかけてない状態で軽くロッドを振ると全然硬いんですけど、ある程度の魚をかけると、ベリーからバットまでグッと入ってくるロッドです。かといってダルい仕上がりかというとそうでもないです。

だからかベリー部分のジョイントだけスレッド部分に合わせてあり、意識して耐久性を上げているのかなと推測。

MX-7とかもそうですが魚をかけてから魚の大きさによってロッドが仕事をする部位がきっちり変化してくる印象の仕上がりです。

グリップ

グリップはコルクとEVAのミックスになってまして、シュリンク被せなくてもコルクに汚れが付きにくい点は良いんですが、このツートン部分は個人的にそんなにカッコ良くない気がしていてオーバーグリップを被せちゃおうかなと思っています。統一感出るし。

ガイド

ガイドは大き目なガイドが付いてます。スコーピオンとかと一緒ですね。ちなみにtopガイド径が実寸で5.5mmありました。5番目まで同じガイド径な感じ。

ターゲットである怪魚向けに太いリーダーも使いやすいです。もともとHPとかでもデッカイ魚獲ったよー広告戦略はされていますね。

僕はこのパックロッド、シーバスのビッグベイトゲームや青物とかで使っています。リールはビッグシューターコンパクトやビーストロケットを合わせていて調子はいい感じです。

釣果としてはそんなに大きな青物はかけてないですが、フツーに問題なく使えてます。このセットで大丈夫だった感じ。かなり曲がるロッドなので、やたらと魚を抜くクセが付いている僕としてはちょっと抜きにくいです(笑) 

ケース


ベロアっぽい感じの竿袋です。ツアーエディションとかもこんな感じの竿袋だった気がします。多分高級感を出そうとして、この手の素材をメーカー側もチョイスしているんでしょうがなんつーか素直にネオプレーン系のケースの方がまだ安心感もあるし良いです。

そして、この手の素材は非常に猫の毛が付きやすいんです。コロコロ必須。ペットがいる家庭の事も考えて欲しいです(笑) 

ケースごと厚手のロッドベルトで固定する感じになってます。

個人的にここのロッドは買う前にアンマッチを防ぐためにも、展示会とかFS系で一度キャストしてみる事をおすすめします。まーまー良い金額するロッドですしね。メーカーさんも積極的にイベント参加している印象がありますし、他のパックロッドに比べても触る事が出来る機会も多いんじゃないかと思います。

最近、僕の持ってるロッド全部持ち出して試投会とかやったらパックロッド好きが増えてくれないかなとひそかに思ってます。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク