パックロッド探訪、エアエッジモバイル644L/MLS-ST

釣具屋さんで見かける、釣り船の申し込みポスター。「初心者向け」って記載があるのに、当日用意するものとして、ライトジギングロッド、ジグ(60~80g)、ソルト用ベイトリールetcとか記載があると、明らか釣り具一式を買って参加してね感が見えるなーと思ってます。レンタルは数に限りがございますって必ず書いてあるし。そうするとあまり初心者向けではない気が・・・。

AIR EDGE MOBILE 644L/MLS-ST

今年発売された、エアエッジモバイルです。中でもフィッシングショーの時から気になっていた644L/MLS-STに。なんかこのモデルだけ、ほかのに比べて発売が若干遅れた気がしますね。

スペック的には仕舞寸法57cmの101g、何気に仕舞寸法は6104MBとかと同じ長さで、全長にしては長めです。ルアー重量的には1.8g~11gとなっていて、まーまー幅はありです。まあスピニングロッドですしね。

ダイワのウェブサイトによると

「L」パワーのメガトップソリッドに「ML」パワーのチューブラーを継いだメガトップソリッドティップ仕様のフィネススピン。抵抗の大きいリグでもボトム形状を把握出来る繊細さを併せ持ちながら、スタックをかわすスナッグレス性能とシャキっとしたチューブラーにより操作性、遠投性能という相反する要素を兼ね備えている。高速巻きのシャッドなど巻きの釣りにも高次元に対応。

という事らしいです。ソリッドティップのパックロッドは、近年結構増えてきたとは言え、そんなに一般受けはしなさそうな気もするんですが、ダイワはラインナップに入れてきますね。やっぱし攻めのダイワ。

結構シャキッとしたロッドなんですが、ソリッドなんで、何となく急にティップが入る感じとかに違和感を持つ人もいるかもしれないです。

僕の場合、カルディアLT2500Sを合わせて、PE0.6号、リーダーフロロ8LBとかのパターンで使う事が多いです。リールとロッドのマッチングも良い感じです。ちなみにコルクのシュリンク取らない派です。まあ、そんな派があるかどうかは別として・・・。

説明文にもあるように、シャッドの高速巻きとか個人的に結構好きでして、ソウルシャッドとかもこのロッドでもいい感じに使えます。

ソルトでもブラクリ2号にパワーイソメを付けて、底をコツコツやりながらカサゴとかを釣ってました。たまに発生したネガがかりもフツーに外せましたね。ブラクリロストしてないです。

特に魚種問わずな感じで使っちゃてます。

エアエッジモバイルはラインナップが多い

このエアエッジモバイル、ラインナップがアブのホーネットスティンガー並みに多いです。現状で9本。さまざまなニーズに応えられるパックロッドですね。パックロッド基本の4ピース構成なんで仕舞寸法は軒並み50cm超え。

まあ、いくらパックロッドとはいえ、さすがにこれ全種類持って電車移動は・・・・。スーツケースにガッツリ9本入れて電車移動とか。もし誰かやってる人いたら教えて下さい。どんな感じなのか知りたいので。

秘密を発見

このロッド、説明通り、ティップ部分がソリッドなワケですが、じつはこのティップ部分に大きな秘密が隠されています。

そう、長さが違う。

まあ秘密というか、見たら一発でわかりますね・・・。

大体、4ピースのパックロッドなら、基本は等分割の形が多いと思いますが、このロッドはソリッドになっているティップセクションだけ長さが短いんです。

このティップ部分の全長は38.5cm。ここ短いからこれより長いロッドと仕舞寸法が一緒になっちゃうワケですね。同じ長さでソリッド入れたら重ダルになっちゃう点を懸念して短くしたのかなと。

個人的にはこのロッド、全部ティップセクションの長さに合わせて38.5cmにしてくれたら、より携帯性も高まる上、エグい攻め方のモデルになって良い感じなんじゃないかと思ってみたり。6ピース位になりそうですし、そういうのはPROXさんにお任せしますか。

ちなみにティップセクションだけ継ぎが変わってます。ソリッドですし。これ前にも紹介した月下美人MXと同じパターン。

ケース

エアエッジモバイルでも採用、こちらの定番系のケースとなっております。多くを語る必要はない感じだと思いますが、しいて言うなら、若干ケース自体の厚みが、ほかのこの手のケースより、薄いので、収納時にまーまーギリな感じです。ケース長が63.5cmとまーまーかさばります。

ついでに「AIR EDGE」のロゴの主張が白抜き文字で激しめです。これはスコーピオンと一緒。変なところでダイワとシマノが足並みをそろえてきましたね。D-VECだとロゴを控えめにしてるんだから、もうちょいそっち寄りで統一感だしちゃいなよと思う次第です。

今年のモデルですし、流通量も多く、店舗でも結構手に取って確認しやすい、エアエッジのパックロッドシリーズ。仕舞寸法は不満が残りますが、使用感も普通に良いですし、お値段も2万位でそこまで高くはないんで、普段がバス釣りメインな人には良いんじゃないかと思います。

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