スーツにスニーカー。なんかすっかり定着してきたような気がします。雑誌とかでもよく取り上げられてるし。個人的に全部フツーの革靴からスニーカーへ切り替えちゃいました。もうね、スゲー楽。
AbuGarcia ZoomSafari 605L
今年アブガルシアから発売されたズームサファリ。釣りフェスでも見てきたやつです。僕が買ったのは6ftのL。グリップジョイント採用の5本継ぎロッドです。
写真だと光の加減で黄色に見えますが、からし色的なカラーです。エリアスプーンの定番カラーみたいな感じの仕上がり。
スペック
ライトゲームにはコレって感じのスペックになっております。見た目的にオシャレだしそんなに高くないロッドなのでとりあえず買っておきました。このパックロッドもコロナのあおりを受けてか、初期入荷数が少なかった模様です。
605Lのルアーは2g~10g。イカの記載はありますが、ちょっとねって感じ。
同じアブのLクラス、ホーネットスティンガープラス664Lと比べて、こっちの方がレギュラーよりで若干柔らかい感じ。そしてまーまーダルめ。ホーネット664Lの方が張りがあります。
仕舞寸法が魅力的でして42cmになります。
6ftのロッドでグリップジョイントですし、アンダー50cmをクリアしてきます。やっぱし持ち運び便利。
個人的にはホーネットよりズームサファリの方が小型プラグやスプーンなんかを使う上では好きな味付けです。コロナのせいで入手してからあまり使えてないですが、特に特殊なクセもなく、比較的万人受けするんじゃないかと。対象魚を気にせず使えるレギュラーな仕上がりです。
ガイド
フジのOリングです。価格からして分かるようにその辺はリーズナブルなものを採用しています。
良く言われるガイド削れる問題ですが、このアルミナオキサイドリング、他の低価格帯パックロッドにも採用されている事も多く、PEで使っていても僕は特に削れてないです。
ガイドにガッツリ負荷のかかるような釣りで使うロッドなら別ですが、ユルいライトゲームメインでサンデーアングラーが使う分にはSICでなくても大丈夫です。
いやライトゲームこそ、アタリが~とか抜けが~とかこだわる場合は別ね。感度はさほど気にしてはいけません。
また、トルザイトやSICとかと硬度やら熱伝導率やら比べだしちゃうと、ブログのコンセプトが変わっちゃうので伏せておきます。
このロッド、カリカリに突っ込んだコンセプトのロッドじゃないですしね。見た目から入るユル系ロッドと勝手にカテゴライズ。
フエルコ感
発表の段階から、ん?って思った人も多いと思います。
このロッド、どことなく見た目にフエルコ感ありますよね。アブがおしゃれな感じに寄せてきたなと。アブはフエルコのおしゃれ感をパクってリスペクトして自社製品に落とし込んできましたね(笑)
1ユーザーとして、選択肢が広がるのは嬉しい点ではあります。釣り具業界の基本はパクりと誇張ですし深く考えないのが一番です。
スコーピオン感
グリップ部分に焼印が。この辺はシマノのスコーピオン風な感じが。やっぱ後発で出すといろんな部分を・・・。
そうです、良いとこどりが可能になるわけです。そんなにスコーピオンの焼印は好きじゃなかったけど、アブのはちょっとオシャレだなと思います。コレ歴史からくるもんなのかなと。
真似してみる
釣りフェスでもオールドアブを合わせてましたので、手持ちのカーディナル33を付けるとこんな感じ。なかなかオシャレな仕上がりです。
ハイ、これもう釣れたーって釣る前から分かる組み合わせ。というか釣れなくてもオシャレ感ヤバいです。このままトイレに飾って置いてもいいかもしれない。
このロッドのターゲット層としてはキャンプとかを中心に考えてて釣りはついでに位な人達だと思うので、デザイン的にも価格的にもそうですし、思い切ってベイトは最初のラインナップに入れてこなかった点からもエントリーユーザーフレンドリーな印象もあります。
そーいや昔のベイトモデルで似たような名前のロッドありましたね。キャスターサファリズームだっけ?
ケース
かさばる上セミハードケースを止めてくれたのはポイント高いです。帆布っぽい感じの竿袋が付属してます。これ軽く防水スプレーをかけておくと汚れが付きにくくなるのでおススメです。
取っ手もこの袋についてます。
普段ガチでやっている人も、あまり釣りとかやってない友人たちとキャンプに行く際、ワンピースロッドを車に積んで持って行き、一人だけ浮いちゃうのもなんかな~って場合にこのパックロッドがあると良いんじゃないでしょうか。
あとこれから始める人にも無駄にポップなカラーじゃないし、値段も比較的リーズナブルなので買いやすいと思います。全然おススメ出来るロッドだと思います。