パックロッド探訪、エクスセンスMB S88ML-5

3月に入ってから暖かい日も多くて、ハクキンカイロの出番が若干減ってきたなと思ったら今日の都内はまーまー寒いなと。たださすがに来月には出番も無くなるんじゃないかと思います。

エクスセンスMB

エクスセンスMB。おととしだったかな、シマノがワールドシャウラドリームツアーエディションに続いて投入してきた一応ハイエンドクラスにカテゴライズされるシーバスのパックロッドです。

僕が買ったのはエクスセンスMB S88ML-5。96よか88のが取り回しやすいかなと思いまして。もち場所にもよりますけどね。

あと以前シマノの人が言ってた、ロッドは5ピースが一番強度出たっていうフレーズが残ってまして6ピースじゃなくて5ピースの88MLを買う際の一押しに。

イメージ先行

ちなみにこのエクスセンスMB、シマノの公式HPには「画像はイメージです」、「ベンディングカーブはイメージです」とやたらイメージ注意書きが多くイメージ先行型ロッドとなっています。

公式webから引用してみた泉さんの写真にも「画像はイメージです」の注意書き。このロッド使ってシーバス獲ってないのかなって想像しちゃう位です(笑)

イメージならもはや別の人でもどんな魚でも良い気はします。価格に見合わず結構webがテキトーな仕上がりなのは、シマノっぽいですよね。あーダイワも意外と適当なとこあるしwebの内容に関しては大手2社とも仲良しって事で。

軽さと仕舞寸法アピール

HPにも記載してある、重さと仕舞寸法。S88MLが127gで仕舞寸法56.4cm、ちなみにルアーmaxは32g。

例えば、モアザンエキスパートAGS 87MLが2ピースでAGSガイドで重さ120gなんで、このエクスセンスMBも頑張ってます。

もちろんエクスセンスジェノスとかと比べたら、全然重さ的には勝てませんがそこはパックロッドなので仕舞寸法部分がアドバンテージです。ジェノス持って都内で混んでる地下鉄乗って湾奥部へ向かうのはまーまー勇気がいると思うんです。東西線とかヤバいし。押されちゃったら周りの人もロッドも危険です。

で、実はですね前から気になってた他メーカーのパックロッド、テイルウォークのアウトバックNS886Lが8.8ftで130gな上にルアーmax28gで仕舞寸法が49cmなんです。

886Lは持ってないんですが、アウトバックシリーズってちょい固めな印象だしMLよりのLだとすれば、重さや仕舞寸法の観点ならエクスセンスMBと比べてもお値段安くて優秀なんじゃないかとも思っちゃうワケです。

そしてこのNS886Lのキャッチフレーズは「いつでもシーバスにエントリー」です。あー、ちょっと話がそれちゃいましたね。

話題の特徴

エクスセンスのパックロッドの特徴としてXガイドエアロチタンとカーボンモノコックグリップ。

ガイドがチタンですよ。チタンと言えば、何となくジェガンとかに採用されている、チタン合金セラミック複合材を思い浮かべてしまうのでそこそこ軽くてそこそこ強いんだろうなと思うんですが、見た目的にはなんかこういつもの感じじゃないので違和感があるんです。なんかフレーム弱そうというかガイドリング外れちゃってない?って印象。

いやー、どうやら知らぬ間にFUJIに洗脳されちゃっていた模様ですね(笑)

カーボンモノコックグリップはモノコック男子としては気になっていたワケですが、ゾディアスにもブレイゾンにも謎な中華ロッドにも採用されちゃったのですっかり高級な感じは失われてきた気がします。きっと実は何気に安く作れるんでしょうね。たぶん。昔からこの手のグリップありますし。言い方変えて新しい風にするのとかメーカーさんも上手だなと思います。

そんな事より、このグリップ部分を濡れ手で持つと若干滑りやすい気がします。

バスとか管釣りとか基本キャスト時はワンハンドも多いでしょうし気にならんと思いますが、釣り的にキャスト時にグリップを持った手を引く感じになると思うので気を付けた方が良いかも位。まあ、晴れの日限定使用なら大して気にならんと思います。

あとは、おかっぱりでコンクリの上とかに不用意に置いちゃうと傷つきやすいという非常に気を使う仕上がりのグリップです。写真だと見ずらいけど何気に置いた時に出来たと思われるスジがそこそこ入っています(笑)

で、以前このモノコックグリップが折れちゃうとか、取れちゃう画像をSNSで見かけまして今のとこ僕のは大丈夫ですが、耐久性はどうなんかなーとその辺も気にはなってる感じです。

とりあえず僕の中では色んな意味でセンシティブなパックロッドという認識にしています。もうここまで来たらシリーズ名をエクスセンシティブにしたらいいのに。繊細なアタリも取れますが取り扱いも繊細にって事で。

リールもエクスセンスで統一

僕はこのエクスセンスMBに17エクスセンスC3000HGMをのせてます。テーマカラーが黒ですし、黒で統一したほうがカッコいいかなと思いまして。

差し色にしたホワイトはノブをゴメクサスのハンドルノブに変更。というか今年の釣りフェスにゴメクサスが参加してたのはちょっとウケました(笑)

ラインもG-soul upgradeじゃなくて、DUELのハードコアX4のホワイトのが合うなと思っているので次回釣行時には巻替えます。トータルコーディネイトとして見た目のオシャレさを優先する感じで(笑)

総重量もこの長さのパックロッドとしては軽い方だし、Xガイドのおかげかキャスト時の抜け感がなんとなーく良い気はします。

VJ-16、レンジバイブ、ソバット、レビン、ミニエント、ジョルティミニなどとりあえず投げときゃ何かつれるでしょルアー達の使用感は全く問題ないです。エクスセンスMBの上限は32gですが、20g前後が一番キャストしてて気持ちが良いかな。

webではバチ抜けに最適って事になってますがバチ抜けシーズン中は人も多いしそもそもシーバスも疲れているでしょうし、まだ肌寒いし、僕個人的には湾奥のバチパターンで釣りに行った事は一度もありません。

魚にも人にも過酷な時期に釣りに行かなくてもいいかなって思いまして(笑)

もっと暖かい時期に夜短時間釣行で使ってた感じです。家から30分位の所に良いポイントがあるので。

優しいポイント

最近採用するメーカーさんも増えて来たロッドを継ぐ箇所の白ポチ。

このエクスセンスMBにもしっかりプリントされています。ご丁寧にセットポジションって文字までもプリントされてる感じです。この白ポチ部分ですが、釣行としてナイトゲームが多い人の場合、蛍光塗料をチョン付けしとくとより便利です。

ケース

パックロッド付属のセミハードケース、エクスセンス自体、いつのころからか黒がコンセプトカラーになりましたのでこのケースも真っ黒。夜ベンチとかにうっかり置いちゃうとどこに置いたか一瞬分からなくなっちゃう感じです。

結果エクスセンスの主張も控えめというスコーピオンとは正反対の仕上がりです。

ケース自体の長さは約60cmあるので、正直ビジネスバッグには入らんでしょう。まーロッドも56cmあるので仕方ないですね。仕舞寸法だけでみたら96の方が6ピースなので53cmと短い仕上がりで良かったなと買った後でチト思いました。

持ち運びは若干不便な長さな為、とりあえずこのケースに入れて会社のロッカーに入れっぱなしスタイルでも良いかもしれない。スグに出陣可能状態。何気に今の会社は水辺に近かったりするので。

個人的に思うに、思い切ってシマノはケース付けないで別売にして好きなケース買ってちょうだいスタイルにしても良いと思う。

実売価格的には5万円前後位ですが、シーバス自体人気のターゲットですし専門にしている人もショップも多いジャンルの釣りなので、このエクスセンスMBもそこそこ人気のあるモデルじゃないかと思っています。ハイエンドなだけあって良いロッドですよ。

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