パックロッド探訪、名も良くわからん謎中華テレスコ

今回はスゴイですよ、ロッド名からしてちょっと不明パターンという何とも雑な感じではありますが、考え方は面白いので紹介。

謎中華系テレスコロッド

中華系メーカーって日本よりも何気にパックロッドの充実度が高い気がしている今日この頃です。品質とかはさておきですけど面白いラインナップが多い印象。日本のメーカーさんのロッドも多く作っている訳ですし、色んな技術も集まり、独自な感じで多様性のあるラインナップになるのも何となく頷けます。

アリエクにお店だしているZYE OutdoorStoreにて販売されてるテレスコロッドです。何と言う名前のロッドか良くわかんないので、ショップ名からZYEで良いのか、別途ロッドの正式名があるのかは謎です。ブランクスとかにも何も書いてないし。

スペック

ルアーは1g~5gまで長さは1.6mのULロッドになってます。一応、もう一つ長い1.8mのモデルもありますがそちらも1g~5gという適応範囲になっています。テレスコのショートロッドだと表記よりかなり硬い場合もありますが、このロッドはそんな事なくて個人的に全然使える印象です。

ロッドを伸ばしてて何かガイド配置が微妙だなーと思っていたんですが、継ぎ部分のみにガイドが配置されている感じになってます。

で、ティップセクションが若干長くて先がほんのり間延びしちゃうんですよね。まあ使ってみてこのままで使えない事もないですけど、遊動ガイドを足した方が快適かも知れないなー。

2in1

このロッド、1粒で2度美味しいと言うかベイトスピニング共用のテレスコロッドになっています。これグリップ部分がちょっと考えられてまして、トリガーが外れて調整可能になっています。

国内品だと確かワーシャクラスにトリガー交換機能が採用されていて王様がワンダホー的なアピールをしていましたが、なんとこちらの送料込み2000円アンダーのロッドにもうちょっと進化した形で採用されてます(笑)

という事でスピニングモード。ただですねこのシステムはあくまでもレングス調整じゃなくて2種類のリールに対応なので、正直意味あるのかな?感を持つ人も多いと思います。一昔前と比べてベイトリールで軽量なルアーが投げやすくなりましたしね。

渓流で使うなら絶対ベイトのが良いとか、いやいや絶対スピニングだーってコダワリが無ければ自分の好きなタイプのリールがのせられるのでその点は使い手にとって楽しいと思います。

バットガイドはかなり小さめなので、スピニングで使う際に気にはなりますが、PE全盛になってきた時代ですし大き目のスピニングをのせる訳じゃないので大丈夫っちゃ大丈夫。使ってみて使えなくはないですよ、ラインがブランクス叩きますけどね。

グリップ自体はあくまで「ウッド調仕上がり」であり、「ウッドじゃない」です。そう、プラ。見た目ウッドで実際プラなので耐久性は若干あるかな?とにかくツルっとしてます。

ケース

ペラい布袋が付属してました。若干ベロアみたいな感じだけど安っぽさ全開な袋です。ボロいか、ボロくないかで言うとボロい袋です。

それとティップカバーね。ティップカバーの収まりはそんなに良くないけど無いと不安になるので必要。

竿を出した後に何か膨らみがあって、触ってみたらワームが入ってました。アリエクあるあるで買うとまーまーオマケ入れてくれます。ただこのシャッドテールのワーム、テールにクセが100%付いちゃっているので使いにくいなーというワームになっております。使うとしたら尻尾カットしてワインド用かな。

結構攻めてる感じのコンセプトなテレスコパックロッドだと思います。価格自体もクソ安ですし、ちょっと面白いなと思って買ってみました。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク