今回は今年ちょっと話題?なダイワのパックロッドで気になってたジッテ。普通はもうちょっと使ってから紹介してるんですが、今回はサクッとバスだけ釣ってみたので早めに紹介。
何気に話題のパックロッドINLO
そもそもパックロッドですし、話題になったからと言って業界的にはたかが知れてる訳ですが、今年の釣りフェスでお目見えしたテレスコのパックロッドです。
INLOに関しては抽選販売の上、価格税込み330,000円でお買い求めいただけますという法外なプライス感をぶつけて来たダイワ。
一瞬、ダイワの担当者は頭がおかしくなったのかなとも思いましたが、話題作りにはもってこいでしたね。値段に見合う価値があるかないかはその人次第ですし。
つか、INLOは印籠だよね。仕舞寸法30cmだとしたら、実際の印籠と比べると長そう。その長さだと歴代最長の格さん、伊吹五郎の手の中には収まらんでしょw
これ、ダイワが実際の印籠と同じ位の長さで出してたらもっと凄かったし、INLOって名前もよりしっくりきた気がしています。
JITTE677S
そんなINLOはユル釣りアングラーとしてはスルーしたので、一緒に展示されてたJITTEを予約して購入してみました。量産型的立ち位置でしょう。
名前的に江戸自体のおかっぴきが持ってた十手から来てるんでしょうね。
ベイトとスピニングそれぞれ1本づつラインナップされましたが、僕のはスピニングです。7本継ぎのテレスコロッド、仕舞寸法は47cm。INLOの30cmと比べたら全然ですけど、僕的アンダー50cmの基準をクリアした仕舞寸法だと思います。
スペック
1.5gから7gまで、一般的なライトクラスのスピニングロッドって感じです。ブレーディングXのクロスも目立つ感じ。一応10g位のルアーも投げてますけど全然問題ないですよ。
僕は同じダイワのトリプルビー636TLSFも持ってますけどそれに比べるともうちょいライトより、ただ同じ様にバットはしっかり系。
価格帯は全然違うけど同じテレスコのリバティークラブルアー的なダルさはないです。
オールSICのガイドで、バットガイドは折り畳み式を採用。スピニングだとどうしてもかさばっちゃう部分なので、畳めることでスマートに収納可能です。RGMのパックロッドとかでも採用されてますね。
ここから僕的イメージなんですけど、ガイドにSICを採用した大手2大メーカーのロッドを選ぶ場合、シマノよりもダイワの方が安いグレードから採用している印象があるんですが気のせいでしょうか。
ティップカバーがグリップになるよ。
このジッテ最大の特徴として、ティップカバーを外しグリップ側にねじ込む事でグリップとして使える構造のロッドになっています。インロー構造だそうです。
この構造だとティップカバーをまず無くさないし、グリップも若干延長されるし、便利ですよね。
この便利な構造によりケースはないです。
ケースレスでも普通のセミハードケースより全然安心感ありますね。そもそも出っ張ってしまうガイド部分、弱いティップ部分がフルにカーボンでカバーされる構造なので。
ただしこの構造、取り扱いが少し注意って事で取説まで付いてます。
リールの固定方法がダウンロックなんですが下げすぎ状態でカバー付けると破損するよというシンプルな注意書きです。まあ場所的に仕舞う際にめいいっぱい下げる事もないので僕はそんなに気にして無いけどダイワさんもうちょい工夫出来たと思うよ。
それと長時間グローブなしで使うとこのDPSのナットはまーまー手が痛くなるので嫌いです。
このカバー兼グリップ部分ですが、見た目もちょっとワンポイントでクリプテック迷彩みたいなのというかコレ紅葉モチーフかな?十手だし和ですから。ちょっとオシャレさん。
ケースはないけど専用のダンボール箱に入ってます。プラパッケージが多い中、ダンボールでコストダウンなのかこだわり見せてオシャレな感じにしたのか、個人的にはコレOK。なんか無印良品みたいだけど。
ケースは無いけど一応の竿袋は付いてます。不織布みたいなベリーチープな素材です。
十手としては
もちろん護身用の十手として使うには不十分です。今の時代に護身用とは言え十手持ってたら捕まるでしょうしw
このJITTEの素材はもちろんカーボン。思い切りぶっ叩いたらガッツリヒビ入って割れるでしょうね。もち僕はまずやんないですw
このJITTEを購入した訳ですけど、全然フェスで触らせてくれなかったINLOもやっぱ気になってますw