ちょうどシーズン中ですし、管釣り用のパックロッドをいつものようにユルめなインプレとしてお届けしてみます(笑)
プレッソシリーズ
ダイワのトラウト管釣り系のラインナップですね。シルバークリークの派生で良かったのかな。詳しい事はお任せします。最初はプレッソイプリミ的な名前だったような気がしますがいつの間にか「プレッソ」が抜けて「イプリミ」だけになっちゃいましたね。なおプレッソが上位機でイプリミが廉価版的な、ガンダムとジムみたいな関係。
でもね、実はジムって本来まーまー高性能な機体なんですよ。
イプリミ60XUL-4
プレッソには53と60で4ピースのパックロッドがありますが、このイプリミは60のみがパックロッドになっています。しかもXULなんで結構柔らかい系。ただ、振ってみるとティップの収まりは悪くないです。そこまでビヨンビヨンしない。ちょっと意外で良い感じ。
1gアンダーのスプーンって個人的にさほど好きじゃなくてですね、そんなに使わないんですけど、一応ウォレットには入ってて、うーん、うーんって引き出しに悩んだ際は投げちゃうんですけど、このロッドはXULだしULと比べてキャストしやすいです。
あんまりロッドが固いと重さも重さなので、ペチッてすぐその辺に落ちて終了パターンになりますがこのロッドだとそうでもないです。まあ1gアンダーってそもそも重さ的に飛距離ははなから期待できないgですけどね。
結構今どきな味付けのゼロヴァージGLを使っててこのイプリミ使うとかなりの差を感じられます。差別化出来ていい感じ。なお、長さが6ftなんで4ピースですけどロッド単体の仕舞寸法が50cmに収まっており、リュックin可能です。ノースのプロフューズボックスとかに全然ヨユーで入ります。
ちなみにリールシートはTVSシートなんですが、このリールシートは個人的にそんなに好きじゃない方です。
スペック
1.83mでルアーが0.6~3g、ラインが1.5~3LB。ロッドの自重が64g。
2ピースのカーディフ エリアリミテッド S62SUL-Fで80g、同じ4ピースのマスビートエクストリーム MES-584ULが90gなのでパックロッドですが重さ的にはかなり善戦してると思います。
糸絡みトラブルの少ないと言われるステンレスフレーム&KガイドでオールSIC仕様になります。この価格帯って結構ガイドのグレード落としてTOPだけSICとか全部アルコナイトとかが多い中、ダイワさん頑張ってるなーって思います。
見た目
このイプリミはブラックべースにオレンジの差し色。スレッドとか細かい部分にも差し色として入っています。
イプリミというかダイワのプレッソ系のテーマカラーはオレンジ的な。ソルティストはブルー系、エメラルダスはグリーン系なイメージ。
シマノのセフィアはレッド系、ソアレはオレンジ系みたいな統一されてる差し色をメーカーさんは使い続けてる印象がありますね。テーマカラー的なやつ。
よってこのダイワのプレッソイプリミにシマノのソアレ系を合わせていくとメーカーミックスにもかかわらず何となく統一感を出す事も可能かと思ったんですが、僕の21ソアレXRはオレンジというか薄めのゴールドみたいな感じなので、合わせてみたもののあんまり合わない感じになります。ちょいと残念。昔のBBとかなら合うかもしれない。
ケース
購入時はメーカーさんのエントリーモデルにありがちな、ポリカ製っぽいケースに入って売られています。
取り出すとナイロンのペラいケースが入っている感じ。値段も値段ですし特段ケースにこだわりはない感じなので自分の好きなケースに入れて持って行けば良いと思います。ケースじゃなくてロッドの方にコストを振ってる感じです。このスタイル良いよね。ケースで魚釣るワケじゃないので。
このプレッソイプリミですが、1万円位で買える管理釣り向けパックロッドの中では、値段の割に良い感じなパックロッドだと思うので結構おススメ。