パックロッドにおけるグリップジョイントのメリットを何とな~く考える

やっぱりステーキ、こないだ吉祥寺に出来ましたね。いきなりステーキ、とつぜんステーキ、やっぱりあさくまとか、ステーキ店は名前に特徴が。

ステーキ宮が、名前的にはフツーだなと。

パックロッド増えました

世の中空前のパックロッドブーム?かどうかはさておき、パックロッド増えましたね。

毎年どこかしらのメーカーから新しいパックロッドが必ず出ています。ユルい釣り好き旅好きとしては非常にうれしい限りです。

なんか謎なパックロッドムックも発売されてましたしね。スケボーのトリックやり方やサーフィン乗り方とか、なかなかぶっ飛んだ構成で個人的には好きでした。久しく乗ってませんが、まだオーリーはギリ出来ると思う、高さ出ないと思うけど。

やはりパックロッドのメリットの1つとして収納面。これが強いかなと。

あとはピースを追加、交換する事で、ロッドの長さを変えられたり、アクションを変えられたりとワンピースやツーピースにはない利点もあると思います。

継ぎに関しても一昔前は印籠継ぎって、高級なイメージありましたけど、比較的低価格帯でも採用されたりして、何トンのカーボンに対してはこの位のフェルールを的なデータがメーカーに蓄積されて、パパパッと4分割、フェルールぶっ刺して、ハイ印籠的な感じで、安く出来ちゃうのかな?と想像してみたり。

まあ、作り方も様々あるようですし、メーカーの人間ではないのでその辺詳細は不明って事で十分ですが、厚巻きのブランクス採用しているメーカーさんとかは、印籠継ぎが多いですね。並継ぎにしたらかなり太くなっちゃいますし。

仕舞寸法問題

いくらパックロッドとはいえ、仕舞寸法70cmの4ピースですと言われても、正直な話、中途半端に長くて、不便で困ります。

70cmをサクッと収納できるリュックもなかなかないし、そこまでデカいリュックだと二宮金次郎化するし、飛行機に乗って飛び回るにしても、機内には持ち込めないし。もうちょい考えて発売せぇよと思ってしまう感じの長さです。

正直ワンハーや2ピースでも良いんでないかと。それでいて価格が5万、6万しちゃうのはドイヒーだなと思ってます。

そんなロッドじゃ、気軽に旅へ出づらくてかなわんと、パックロッドを愛する旅好きとしては常日頃から思っています。

そういうロッドを発売しているメーカーは、あまり一般人の旅行を理解していないか、上級クラスでしか飛行機乗らない、現地でも必ずガイドが付いて終日チャーター車での移動とかそんな感じかなと。

一般ユーザー目線でモノづくりしてないのが良くわかる気がします。釣り具メーカーにありがちな自己中心的モノづくりとでも言いましょうか、開発者の俺が良いんだからお前らも良いハズ目線ね。

言い分は様々あるようで・・・

猛烈な負荷がかかったときに、ロッドの耐久性をあげるため3ピースにしたと言うメーカーもあれば、3ピースはダメすぐ折れると言う王様もいますし、強度を出す為の4ピースですと言う開発者もいれば、5ピースが一番強度が出たという開発者もいるわけでして、フラットに見たくてもメーカーが出す情報は正直な話、ユーザーとして何を信じたら良いのかって感じになると思います。

もちろん使う材料、継ぎ方、諸条件によるとは思いますが・・・。

そんな際に、やっぱし「仕舞寸法」ってパックロッドを買う上で1つの判断材料になるかなと思ってます。使ってなくても○○cmって見て判りますしね。仕舞寸法はさすがにサバ読めないですし誇張も出来ないですから。

ずっーと言ってますが、パックロッドを名乗る以上、基本は仕舞寸法50cm以下がベターで。わがまま言うとヒューガクラスの40cm位だとかなり完璧だと思います。

グリップジョイント

そこで、このグリップジョイントを採用したパックロッド。

一昔前までは、パックロッドと言うと、等分分割4ピースのモデルが非常に多かった気がします。とりあえず4分割しとけ的な。どーせサブでしょ、みたいな感じで。

グリップジョイントを採用したパックロッドを発売しているメーカーで言うと、シマノ、フエルコ、レジットデザイン、モンスターキス、アブ、ismなど、ちょこちょこ増えてきました。非常にありがたいです。

チャンピオングリップとか昔からありますが、その手のやつは基本グリップ短いしマルチには使いにくいかなと。

ちなみにグリップ側がオスになっているヤツもありますが、その分出っ張るワケでグリップジョイントのメリット部分を一部スポイルしているような気はします。なぜにオスにしちゃったのかなと。

強度的にも見た目からして弱くなりそうな印象は受けますが、完全大物用のメガフォースとかもこのタイプ(三色ボールペン位の太さはありますけど)ですし、素材や厚みなどにもよるんでしょうね。

メリットその1、仕舞寸法

やっぱしグリップジョイント採用のメリットの1つとしては、仕舞寸法。

一般的な等分4ピースと比べて、大体の場合で4ピース+グリップの5ピースになるので同じ長さで言えば当然のごとく仕舞寸法が短くなります。

たまにウィップラッシュとかのロッドのように、3ピース+グリップとかもあるので一概にすべてがそうではないですけど

試しに、似た長さで比べると

レヴァンテ F2-69LVS 4Pが55cm、こちら6ft9inch。

フリッパーズディライト FDS-610L+ULSTが47.6cm、こちらは6ft10inch。

フリッパーズディライトの方がロッドとして長さは3cmちょい長いのに、仕舞寸法は7cm短くなってます。たかが7cmですが、これリュックとかに入れる際、全然変わってきます。かなり利便性は上がる感じです。

メリットその2、グリップ互換

シマノ、モンスターキスとかで採用しているグリップ互換機能。

これもグリップジョイントによる便利な点の1つじゃないかと思います。

釣りものによって、短いグリップの方が良い場合、長いグリップの方が良い場合とかがあるので、同じブランクスでもグリップを変更できる事で利便性が上がり、使い心地も劇的に変わります。

もちろん荷物も減らせます。なかなかにメリットが多い点だと思います。

MXシリーズのように全モデルとまでいかなくても良いので、スコーピオンにワーシャのエクステンションバットが使える一部互換があるだけでも違うと思います。

ダイワやアブは多くパックロッドを出しているので、この辺も考えてラインナップを出してくれるとユーザー的にも選択肢が広がるし、かなり嬉しい気はします。

個人的にはメーカーの垣根を越えて、USBメモリみたいになるとスゲー楽しそうだなと思ってます。99%無理な気はしますけど、パックロッドでグリップジョイントを出す場合、バットの径はある程度一緒にしちゃう規格とかね。

その他もろもろ

あと、強度面で言うと例えば、等分の印籠継ぎ4ピースとかで、バット部分に継ぎ目がバッチリ来てたりすると、そこまで大きな魚を狙わないなら大して気にならないかと思いますが、大きな魚を狙う場合、どうしても弱くなる継ぎ目部分がパワーのかかるバット部分にあるのは、釣りしてて見た目的に何となく不安になる気もします。その点もグリップジョイントだと少しは回避出来てるのかなと思います。

並継ぎだとその辺もより目立ちにくくなる印象です。ガイド部分に継ぎが来てるロッドだと使ってる上では、より目立たないです。

市場に、正直これだけパックロッドが増えたので、いちパックロッドユーザーとしては近年非常に楽しみでもあります。アウトドアブランドとのコラボロッドなんかもありますしね。

そーそー、今後ジャッカルでパックロッドを出す際は、是非シマノのエクステンションバットとの互換性を持たせて欲しいです。

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