チキンライスを語ってみる。

サスガに正月料理系にも飽きている頃じゃないかなと思います。そんな時にもおススメな料理です。ただ、大層なタイトルを付けてみましたが、何のことはない、いつも通り薄めの内容です(笑)

チキンライスとは

日本だと、ケチャップで味付けされたご飯を連想する方も多いと思います。一応、これは、日本発祥の洋食ですし日本人には馴染み深い料理だと思います。僕も部活終わりに学食で大盛のチキンライスとか食ってました。大人になってからそんなに食わなくなっちゃいましたけど。

ただ今回のチキンライスはこっちじゃない方です。もちろん浜田雅功と槇原敬之のチキンライスでもないです。

今回のチキンライス

さて、このチキンライス、東南アジア圏だと基本は茹で鶏ご飯

ご飯の上や横に茹で鶏がのっているワンプレートグルメですね。ソースを付けて食べます。柔らかい鶏肉と鶏ガラスープで炊いたご飯が非常にウマいです。

チキンライス、海南鶏飯、ナシアヤム、カオマンガイなど呼び方はもちろん違いますが、マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ等多くの国で愛されている料理だと思います。ベースは大体一緒ですが、ちょこちょこ異なる点はあります。

ちなみにアメリカに渡るとよりジャンクなチキンオーバーライスになる感じなのかな?

チキンライスをレストランで出す所もありますが、基本的には屋台やフードコートなどでの定番料理だと思っています。

大体どこの店も鶏を吊るしてディスプレイしているイメージがありますね。東南アジアは暑ちークセに冷蔵庫で保管してないとか気にしたら何も食えませんので気にしない感じ。

一応、国内でもカルディとかで海南鶏飯の素を売ってます。これ良く買いますね。

味の素からもアジアンチキンライスという名前で炊飯器に入れて作る素が売られるようになりました。確かCMはピエール瀧だったような・・・。

どちらにせよ、まだまだそんなに国内では家庭で気軽に食べる料理としてそこまで浸透していないのかなと思います。

異なるソース

タイのカオマンガイはメインとなるソースにトウチソースが付いてきます。しょうゆ、ニンニク、ショウガ、唐辛子等が入ってるソース。ベースのトウチジャンは大豆を発酵させたヤツ。個人的にはトウチジャンとトウバンジャンで作る麻婆豆腐が好きです。

シンガポールのチキンライスには、ダークソイソースとシンガポールチリソースにすりおろしショウガソース。ダークソイソースは甘めの醤油ソース。シンガポールチリソースは個人的にかなり好きでしてハマりまくってます。ショウガとニンニクが効いた辛いソースで、フツーに白飯にのせて食ったりもしています。

マレーシアとかのナシアヤムも基本チキンライスと大差ない感じ。香港で食った海南鶏飯もシンガと変わらない感じのソースが付いてました。

バリエーション

基本的に茹で鶏とご飯のセットなワケですが、バリエーションとして、鶏を揚げたverや焼いたverとかもあります。これはこれで食感も変わるのでウマイです。

ただ、こうなるとベトナムのコム・ガーとかに近くなる感じでしょうかね。

付け合わせには大体キュウリが付いてきます。たぶん完全な色どり要員。カオマンガイだとパクチーがのってくる場合も多いです。

日本のランチセットばりにしっかりとした付け合わせが付いてくるチキンライスを出すレストランもあります。これで7.5SGD、600円位。

別にシンガポールだからって全部が全部高い訳じゃないんです。その辺を誤解しちゃダメですね。

もっと安いのがいいって事なら、必要最低限のチキンライスもあります。こん棒と布の服的な冒険初期の組み合わせですね。これだと2SGDなんで160円位。ようここまで鶏肉を薄く切れたなと褒めたいです。思い出防止シートも敷かれています。値段的にクソ安いですが、味は美味しいです。

勝手に考察

この料理、ルーツは中国なワケでして、マレーシアとかに移住した華僑の人々から東南アジア圏で広がって、国ごとにちょこちょこアレンジを加えられ、親しまれている料理なんだろうなと思います。

調理自体はこだわらなければ別に難しくないし、おいしい料理なので、現地に行った際だけでなく僕の場合は家でも作って食べます。ものすごく手抜きで作る場合、チキンはコンビニのサラダチキンで代用、ご飯炊く時に鶏ガラスープの素と桃屋のきざみしょうがを入れる位。あとはシンガポールチリソースがあれば完璧。これでもフツーに美味しくできます。

チキンライス、個人的には結構身近な料理です。

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