釣りでライジャケは取り上げられますが、釣りでヘルメットってあんまし取り上げてないんじゃないかなと思い、今回はヘルメットです。
ヘルメット
近年、災害に備えてヘルメットを常備するご家庭も増えたんじゃないでしょうか?
職場にももちろん置いてありますし、チャリンコ乗ってる地方の中学生は昔から通学時に被ってるイメージ。僕もロードやBMXに乗る際は必ず被ってましたし、スノボも一回頭から逝った事がありましてそれ以来マストにしてました。
もち原チャリとかも必須。自転車も23年から努力義務になります。
電動キックボードへの規制も緩和される方向のようですし、その内に徒歩でもヘルメット着用みたいな環境になりそうな気もします(笑)
釣り
こんな感じの場所へ釣りにいくのも気持ちが良い季節になってきましたよね。これくらいの場所でササっと入って釣りするならヘルメットは要らない気もしちゃいますが、コケた場合の事を考えるとあった方が100%安全です。
より源流に近い場所や磯場とかで釣りをする際になってくると、かなり必須になるアイテムじゃないかと思ってます。山岳渓流とかマストになってますしね。
不意の落石とかをキャップのみで防ぐのは困難です。「あっ、イテっ」位で済めば良いですが、消しゴムサイズの石でも高い場所から頭に落ちてきたら確実に致命傷に繋がると思います。
ただね、問題がありましてヘルメットって意外とかさばるんですよね。
キャップ型ヘルメット
思わず見つけたキャップ型のヘルメット。その名もキャメットです。ネコエサみたいな名前になっており名前からしてパンチがきいているニャー。
メーカーさん、よくキャメットでGO出したな。この商品。キャップ+ヘルメットって事ですね。
この手の見た目がキャップタイプのヘルメットってインナーにプラが入ってくるパターンが多いんですけど、これは思いっきり外側にプラです。外プラ。外骨格。見方によっては結構ダサめ。というかダサいな。パッケージの写真は女性ですがなんとなく沙悟浄感出ちゃってるし・・・。
ただ、プラ部分がスライドする事で非常にコンパクトになります。これなら荷物もかさばらなくていい感じ。防御してくれるエリアも一応、ギリ後頭部位までカバー。
このキャメット、釣り用に遠征時の事も考えてコンパクトになるっていう点だけで購入に踏み切った感じです。まあ本格的な物では無いにせよ、あるのとないのでは大違いですから。
ズレますねコレ・・・
釣り用ヘルメットとして白羽の矢を立てたこのキャメット、デフォルトでツルっとしたダサさがたまらないですが、それより致命的なポイントとして被っててちょっとした事でズレます。キャップ若干浅めだしなー。
ヘルメットの意味が問われるまーまーな欠点。「だってコレ、帽子だもん」って言われると終了・・・。
メーカーさんにひとこと言わせてもらうと、ヘルメットとカツラはズレたらいかんのですよ。
一応、後ろのベルクロでサイズ感の調整は出来ますが、あくまで帽子と一緒な感じなので限界があります。
キャップを全面的に押し出しているのでアゴ紐やバックストラップがないので、ズレるの当然っちゃ当然。なので結果として自分でアゴ紐付けちゃうのが吉だと判断。
今後、アゴ紐追加でキャメット改造しようと思います。ハトメパンチで左右に2か所穴開けてパラコードとか通すだけでも結構違うと思うので。
まずは見た目対策にむけて
このヘルメット、プラ部分はこんな感じで外せます。マジで皿が外せるカッパみたいな仕上がり。ただ外せちゃうのでキャップは洗えて便利です。
サイド部分でパチッと留めているだけなので、プラパーツの脱着は容易なワケです。
皿っぽい見た目の原因として「白」っていう色もあると思うんです。それなら逆にペイントしたりステッカー貼ったり自分でカスタムしやすいかなと。プラだし比較的その辺は自由自在。そのままだと若干ダサいですけど、自分で色塗ってカスタムしちゃえば見た目も変わるし釣り用ヘルメットとして愛着もわく気がしたんです。
とりあえずペイント
エアブラシは出してくるの面倒なので缶スプレー。カラーはちょっとだけ使って余ってたMrカラーのレッドブラウンをチョイス。要は濃いめの赤茶カラー。トップコートもどこのご家庭にもあるプレミアムトップコートのつや消し。
下地処理はペーパーがけした後に一部マスキングのみでサフ吹いてないです。メットだし十分でしょう。
レッドブラウンを吹くとこんな感じに。ダンゴムシとかフンコロガシとか、Gとか色々言われましたが、このパーツだけ見たら仕方ないかもしれない。
ということでスウィネンのステッカーを貼りました。そうですアッガイっぽいイメージに。たしか元は土木工事用重機の専門メーカーって設定でしたね。
水辺で使う物ですし、ジオニックにして水色系のカラーで仕上げるか迷ったんですけど、やっぱ個人的にアッガイカラーのが良いなって思いまして。これ被って南米行きたい気がしてきた。
とりあえず完成。デフォルトよりも若干良くなった気がします。
ただこのヘルメット元々のデザイン問題があるので、実際被ってみてスゲーカッコいいかと言われると少し手をかけた割にどうしても、若干微妙な感じにはなっちゃいますね。まだズレる問題もありますし(笑)
基本的に塗装は筆塗りにせよ、缶スプレーにせよ、エアブラシにせよ丁寧に重ね塗りを心がけておけば塗装って失敗も少ないと思います。一気にやるのはムラや液だれの原因なのでNG。家にブースが無くて外でスプレーを使う人は特にホコリとご近所さん注意ね。
別に僕のみたいに釣り用ヘルメットにしなくても、防災用ヘルメットとしてキープしておくのもコンパクトだし良いかなと思います。元々がそういう目的用ですし(笑)