シーナイトのリールを買ってみた

最近ファミマで売ってるたれめしおむすびうなぎめし風)にハマってます。平たくいったら鰻のタレご飯。

今回は最近流行り?の中華系リールです。

シマノやダイワ、アブに続く新興勢力?

最近、中華系リールのクオリティがどんどん上がっている気がしますね。ちょっと前だとリールは「日本ブランド」的なイメージが強かったと思うんですが、グレードによってはそうでもないんです。

そのうち完全に足元をすくわれそうな勢いまで来ているかもしれないですね。

シーナイトのスピニングリール

今回僕が買ったのはSeaknightのスピニングリール、ウィンドランナーⅢ(WRⅢ)の3000番です。amazonで3000円台で購入しました。海の騎士って名前は強そうですね。

先に結論行っちゃうと、安くて替えスプール付いてて一応問題なく使えるという国産メーカーを脅かす存在のリールです。むしろ同じような価格帯の国産メーカーのリール、シマノのFXやシエナ、ダイワのワールドスピンとかより正直な話として全然こっちのが良い気はします。

ただこのクラスってシマノダイワにせよ、今回僕が買ったシーナイトにせよ上位機種よりも個体差が激しい場合が多いのでその点は注意が必要だと思います。店頭販売品なら手に取ってくるくる出来ますけど、amazonだと返品パターンになるのでチト面倒くさいかな。フツーの個体が送られてくる事を祈るのみです。

デザイン

見た目的にはグリーンの差し色入ってて、どこかで見た事ある感じというか、18カルディアのアジアモデルのデザイン丸パクリ感は強いです(笑) その辺やっぱし中華リールだなとは思います。

試しにボディサイズもほぼ同じ感じのセオリー2508を隣に並べてみると、ボディを止めてるネジ位置まで大体一緒ですね。これ以上は触れないでおきます。

僕が買った3000番ですが、深溝と浅溝のスプールセットで購入してみました。不織布っぽい袋も付いてきます。

この価格帯の国産メーカースピニングリールには替えスプール付いてないです。つか国産メーカーって替えスプールをほぼデフォで付けないですよね。ただ僕の買ったヤツはシャロースプールのドラグが死んでました(笑) カッスカスだった。

LTじゃなくてLPってのも良いですね。ガスかよ的な(笑)

みんな気になるベアリング

ベアリング9個入りです。とりあえずベアリング入れとけばベアリングラバーなユーザーが買うでしょ魂胆かな(笑) ベアリング数だけならシマノのヴァンフォードを上回ってきます。

ハンドルノブにもは1個入り。ネジロック剤は青でした。一回外して脱脂してから好みのオイルを入れてもう1個ベアリング追加しないとクルクル感は出ません。

ラインローラー部分にもベアリング入ってます。

お客さん、これ3000円台のリールですぜ。ちなみにここもデフォだと一応回るけどクルックルじゃないのでクルックル好きな人は手を入れましょう。日本人ってクルックル回るの好みますから。

ギアの両側もベアリング支持なのが見て分かります。

ハンドルは一見ねじ込み式ですが構造的には供回り式と同じなんじゃないかなと。ドライブギアの真ん中を通す感じで固定されます。さすがに3000円台ですし。

ギア比が5.2:1なのでノーマルギアになります。

ちなみにベアリングの精度うんぬんはこの際抜きです。そこにベアリングがあるのかないのかって話です。3000円位のリールにベアリングのランクまで求めてはいけません。当然の事。

ドラグ回り

ドラグはカーボンワッシャー採用です。最大で8kg。シャロースプールまでカーボンワッシャー。こっちのカッスカスドラグにはちょっと手を入れたいなと思います。

フェルトに変えたいけど、とりあえずシマノのドラググリスが余っているのでグリスだけでも塗り替えときます。ノーマルスプールの方はそのままでも大丈夫な感じ。

ちなみに小さいながらもスプール支持部分にベアリングが入っています。

シマノ、ダイワのエントリーグレードはシャフトにスプール刺さっているだけですからね。ここにベアリングが入って来るのは、国内モデルだと大体1万こえる位からじゃないかと思います。3000円台には100%採用しないですね。

ただこのかなり小さいベアリング1個でどの程度ドラグレスポンスの向上に貢献出来ているのかは謎です。ただ、ベアリング入っているのは紛れもない事実。

総合的なスペック

箱横に書いてあるスペック的にはこんな感じとなっております。さすがにこの価格帯のリールで重さをヴァンキッシュなどの上位機種と比べるような人はいないんじゃないかと思います。

取説は英語なのでグローバルな感じです。まあ書いてあるのは一般的な事です。多分これ内容パクッてますね。

僕が買ったシーナイトのウィンドランナー、全体的にそこそこツッコミどころはあるものの、結構てんこ盛りなスペックになっております。あーそうそう、ボディやローターの素材はもちろん樹脂です。

レベルアップした気がする中華系メーカー

シーナイトの他にも有名中華メーカーでワタチャンプとかサンライクとかamazonとかで安く買える釣具ブランドがホントに増えた気がします。国内メーカーもエントリーユーザー層をまーまー取られてるんじゃないかな。

もし国内メーカーで下位モデルをここまで底上げしたスペックにしちゃうと、1万以下のモデルでリールに差を出しにくくなるでしょうね。

正直な話、ちょい特殊な釣り以外ならこのクラスのリールでも基本的には問題ないと思います。

あとは趣味人特有の所有感とか天使のような使い心地とか過酷なまでの耐久性とかその辺を言いただすと沼ってくるのでダメですけど(笑)

今後中華系メーカーっていかにしてブランド力を上げていくかって事になるんじゃないでしょうかね。世界的に有名なプロアングラーとかと契約を結んでモデルを出していくとかするのかな。退院後、アドバイザーに王様とか就任したらちょっとウケますね。リハビリが早く終わる事をお祈りしておきます。

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