パックロッド探訪、シマノ スコーピオン 2600FF-5

キャッシュレス還元、終わっちゃいましたね。滑り込みで色々注文しておいたのでしばらくは色々買わなくてもいい感じですが、まー釣具屋とか行ったら散財しちゃうんだろうなと思います。

まずスコーピオンの位置づけを再確認してみる

シマノのパンフに載ってたプロダクトマップを見てもらうとわかるように、真ん中のワールドシャウラドリームツアーエディションを中心に展開されてまして、スコーピオンのパックロッドは中弾性、パワー系という位置付けになってます。

このまま図を素直に受け止めちゃうとパワーにおいてはワールドシャウラ<スコーピオンになり、大物狙いは全部スコーピオンで良いんじゃね?って思う人もいるかも。そうじゃないと思うのでこういう図にしなきゃいいのに。多分中心部が色濃くなってるし一番って事なのかなと。

基本、釣り具メーカーは大体オーバーな書き方をするのでふーん位でまともに受けないのが一番だと思ってます。売る為には仕方ないんでしょう。

ちなみに僕の持っている「永遠に変わらない巻き心地」も東南アジアのナマズ達にやられて巻き心地は変わっちゃいましたし、キャッチフレーズはもちろんの事、メーカーのアピールとかに対して過度の期待を持たない事が重要だと思ってます(笑) 

シマノ スコーピオン2600FF-5

昨年買ったスコーピオンのパックロッド1652R-5に加え、色々待てなくて今年4月に発売のスピニングモデル、2600FF-5も仲間入りしました。(こっそり延期して5月発売になりましたね。

スピニングのちょい短いライトなモデルのパックロッド、手軽さと仕舞寸法を両立しやすいのか何気に近年ライトモデルのパックロッドは激戦区な気がしています。

シマノはもちろん、フエルコ、アブ、パームスなどなど色んなメーカーさんもここを狙って出してきている印象がありますね。パックロッドのレッドオーシャン的な。ユーザーとしては色々選びやすいし有難い事です。

確かにこのクラスのパックロッドは旅先にも持って行きやすいですし、ホテル前の水辺でちょっと釣りしよっかな~的な使い方にはベタピンです。

これがXHとかのベイトロッドだとそうもいかないわけです。旅行ついでの手軽な釣りにビッグベイトとかを投げ続ける精神力は僕にはありません(笑)

このロッド、管釣りにも〇がついてます。

鹿島槍とかデカいのがメインになる管理釣り場ならまだ良いですが、都内近郊の管理釣り場、王禅寺やとしまえんとかだと若干強い気がします。その辺も王様の意向が反映されちゃってる感じでしょう。デカいスプーン投げてデカいの狙え的なね。2651も〇付いてんな・・・。

フツーの一般人が行く休日の混んでる王禅寺とか是非一回体験していただきたいですね。全力で拒否して行かない気はしますけど・・・。

小型のプラグ類やジグヘッド、ノーシンカーのイモや、ライトテキサスなんかも使ってて特に問題なし。ただどちらかというと若干トラウト感が強い味付けかなと。僕は桂川とかでも使ってます。なお最近、漂 40Fの子イカカラーがお気に入りなんですが小型TOPも、もち大丈夫。

ライトゲーム全般をそつなくこなせる良く曲がる感じのロッドですが、バットはかなり強めの仕上がりになってます。

スペック

ルアーウェイトは2~8g。

0なんでULに該当する感じでしょうが、10g位はキャストしても大丈夫でした。どっちかというとLよりのULって感じです。

ジグは40gの記載がありエクステンションバットはCが対応。でもこのロッドで何かバーチカルな釣りをするかと言われたら、うーん。今のところ僕は特にやらんと思います。

FFなんでエキストラファーストなんですが、以前に借りたことがあるブラレの691ULFSの方がファーストって感じでした。

仕舞寸法は44.6cmなんでリュックとかにも入れやすく持ち運びにもあまりかさばらない長さだと思います。ただHP見るとですね、

ちなみに2600FF-5が182cmで仕舞寸法44,6cm、2602R-5が183cmで44,1cmとなっており、何となく、「んっ」ってなりますね。5mmはどこから来るのか気にするのはやめにしときます。

ガイド

スコーピオン=ガイド大き目ですね。これ他のモデルでは良いとこなんですが、この2600Fのtopガイド径が実寸4mmでこのクラスとしては大き目のガイドが付いています。

だからか元々ティップが入るモデルだし、キャスト時の収まりはそんなに良くない感じです。ガイド大きいとその分重いわけだし。まーそんなに気にせんでもいいかなと。

春先以降、海外に行けてないんで何ともですが、ガイド径がデカいのでこのクラスでも太めのリーダーが使える上、バットも強いロッドなのでバラ掘とかでジージー言わせながら使うのも面白いかも知れないですね。

僕はこのロッド、こんな感じのまーまードギツイ組み合わせとか。ロッドの赤にtype-αの赤です。もうね麺カタ、ニンニク油マシ位。たまにはこんなタックルも良いかなと思いまして。タトゥーラLT1000のスプールをtype-αの2000SSに変更してみました。

このタイmadeタトゥーラ、年明け位にキャスティングにて1万で投げ売りされており、友達に勧められノリで購入したんですが非常に良い感じのスピニングリールです。もうさすがに店頭にはないと思いますがあったら買っちゃいましょう。

コルクのストレートグリップ

スコーピオンの特徴ともいえるこのコルクのストレートグリップ。1652同様、細部までクセのこだわりの強い仕上がりです。

最近はセパレートグリップを採用するロッドが多い中、ストレートのコルクを採用しています。

別にセパレートグリップが嫌いってわけじゃないんですが個人的に今年のクワトロは買ってないなと。見た目的にバランス悪いというか、前のクワトロのがカッコ良かったと思うので。

ケース

1562R-5と一緒のやつね。今回も使う前に石油臭を軽減させるべく、ファブリーズしてからしばらく外で陰干ししておきました。ロッドの見た目も強く、ケースの臭いも強い仕上がりです。

そう、全体的にクセが強い。シマノ=クセが強い。これ近年の方程式です。

で1652R-5とこの2600FF-5、一緒のケースに入れられるので荷物を少しでも減らしたい場合にも有効です。

ネオプレーン系のケースなんでほんのりもっこりしますけど。この2本で結構遊べると思います。1652R-5でレイクウィルソンのピーコックバスを釣り、2600FF-5で河口域のメッキとかと遊ぶ的なハワイにもピッタリなセットじゃないかと。

メーカーやモデルはさておき、ライトで比較的ショートなパックロッドは最初の1本にも良いと思います。

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コメント

  1. あひる より:

    2600FF-5を調べていてたどり着きました。
    エリアトラウト向けにはどうだろうと思ってたところなので、とても参考になりました。
    ちなみに2602R-5より長さが10ミリ短いですが、グリップ長は20ミリ長いため、ブランクス本体としては10ミリの差しかないはずですよね。
    仕舞寸法は2.5ミリならわかりますが5ミリの差はちょっと大きいですね。

    • tabitsuri より:

      返信遅くなりました。コメント有難うございます。
      そうですね、エリアトラウトでも一般的な20~30cmとかが入っている場所だと強いと思います。
      鹿島の1号池や今はなき柿田川の3号池とかなら良いかなと。そもそも僕はスモールとかに使ってますし。