明日が給料日の企業、多そうですね。こう土日休日に給料日がかかって、前倒しになるパターン。特に何が増えるワケではないんですが何となくうれしいですよね。
shimano Scorpion 1652-R5
スコーピオンのパックロッドです。前のモデルは15年位前だったかな?発売は結構前の割にオークションとか見ると、そこそこの値段が付いてますね。
で2019年、満を持して発売されたパックロッドがこちら、スコーピオンのマルチピースモデル。
1stロットは予約分で大体完売、2ndロットが6月、遅れて7月位かな?という事で何気に発売前からも人気があった事が伺えます。
発売前からスパイラルX、ハイパワーXで青シャウラと同じブランクスだとか、グリップは最新なので青シャウラよりも総合的に上で、前に発売したツアーエディションよりも上だとか、いろんな売り文句が飛び交っていたのでその辺の印象が強い人も多いと思います。
とりあえず個人的にはそーゆーの特に気にしてないです。
僕が買った1652R-5。大体最初からラインナップされる、スタンダードなやつですね。まずこのパックロッドの良い点として、5ピースなんで仕舞寸法がアンダー50cmで47cmです。なのでバッグにも入れやすい事。
やっぱパックロッドは50cmが基準だと勝手に思っています。そして、シマノさん継竿は全部グリップジョイントにしましょうよ。
ガイドも比較的大きいので太めのリーダー結んだ場合でも引っかからず良いです。maxPE3,5号にナイロンリーダー40Lbで使ってみましたが特に問題なしでした。
特徴的なのはやっぱしグリップですかね。色はさておき、前のワールドシャウラ用に別売されてるジギング用とか用のエクステンションバットType Bが使えます。在庫がある内に買わないと。
この手のグリップ互換はバンバン採用してもらえるとパックロッドもメリット部分が増えます。いっその事、自社で発売するロッドはすべてグリップ互換性あり位にしちゃえば良いのにと思った。
あとは、ブランクス、通常はパックロッドって何かスポンジ的なのが端に詰まってる感じなのが多いですがこのスコーピオンは向こう側が見えちゃう感じ。この辺もコストカット。
ただ、これなら緊急時にストローとしても使えそうである意味、利便性は高そう。ネグロ川の水をスコーピオンで飲むとかできそうです(笑) もしくは相手を包帯で包んでストローで吸うミイラパッケージとか。
シマノから王様へのアピール
パワー的には2なので他社で言うミディアムに該当する感じ。表記は1ozまでですが付属のタグにはこんな図が。
おまえら王様は色々言ってるけどスコーピオンはパックロッドだぞ、決して無理スンナヨっというシマノのアピールなのかなと思います。1ozはオーバーヘッドキャストしちゃダメだそうです。
とりあえずシェイクダウンの際、チャラブレード10gにミルフル3,3インチという反則的な組み合わせをメインに30匹弱グルーパーを釣ってみましたが釣り堀のボリーパーだし特にロッドが負けそうになる事はなかったです。アベレージは2~3kg位でした。
ただしグリップが少し短いので脇には挟みにくく、アベレージより大きいのが掛かったり、数釣って疲れてきたら少しシンドイです。キャスト時にティップのバタつきも少なく、比較的軽いルアーでも良く曲がる若干ダルめなレギュラーのパックロッドじゃないかと思います。そうですねー、ジェットセッター61Cより30gほど軽いのに安心感はこっちのが上かなと。
一応突っ込んどくと・・・
メーカーさんのHPに載ってるこの図。対応魚種ですが1652R-5の場合、ブラックバス、ザンダー、シーバス/ボートシーバス、キャットフィッシュ、ソイ/アイナメ/グルーパーとなっており世界を戦うパックロッドにしては、そんなに多くの魚種に対応してない感じになっちゃってます・・・。まああくまで参考って事で。
ちなみにザンダー、釣った事ないんですが、日本からザンダーだけ釣りに行く人ってはあまり聞いた事がないような気はします。
個人的にはより歯の鋭い小型のシーバス的なイメージの魚ですが、BSの釣り百景かなんかで「獣神サンダーライガー、ザンダーを釣る」とかやってくれたら、きっと登場のシーンで「どうもザンダーライガーです」って自己紹介をしてくれる気がします(笑) 今後、時間に少し余裕が出そうですし、山田さん及び制作スタッフの方々、必ず見ますんでよろしくお願いします。
ケース
付属のケースはネオプレン系のケースです。全然このケース悪くないと思います。ただ石油系の臭いがかなりキツかった。買ってきてしばらくしたら多少落ち着いたので、お店に入荷してしばらくたった物を買えば臭いも落ち着いてるんじゃないかと思います。あとは、どうしても避けて通れないスコーピオンのロゴの主張位・・・。
ここにも主張
ケースやバット部分以外にグリップのコルクにもスコーピオンの焼き印入ってます。自らの名前の主張が激しいパックロッドです。まあ、スコーピオンを買った以上、この辺はついて回るので仕方ないですね。
このロッド、シマノがパックロッドのシェアをマジで取りに来たなと感じるコンセプトのパックロッドです。とても良く出来ていると思います。これが25,000円位で買えるのはカナリ良いですね。
インディー系のパックロッドメーカーは結構大変だろうなと思いました。このロッド、今後も結構売れるんじゃないかな?個人的には別のモデルやエクステンションバットも追加購入しようと思います。
コメント
いつも拝見させていただいております。
このスコーピオンのパックロッドですが、1オンスのオーバーヘッドキャストは本当に危ない感じでしょうか。
購入を考えているのですが、ワンアンドハーフとパックロッドのどちらにするか非常に悩んでいます。
教えていただければ幸いです。
コメント有難うございます。
返信おそくなりすみません。
結論から言うと、取説はあのような記載ですが、キャストできます。
ただ、快適に気持ちよくキャストできるかと言われると、そうではない感じです。
よって僕自身、このロッドではそのクラスのルアーはあまり投げておらず、
ルドラクラスまでで使ってる感じです。
もしパックロッドをお持ちでないなら、このロッドに限らず、
1本あると楽しみ方が広がると思いますので是非!
返信ありがとうございます!
パックロッドはワイルドサイドの
マルチピースを一つ持っていて、
それの扱いやすさにハマってしまったのが
パックロッドを探すきっかけでした。
潮来釣具センターへも直接電話して、
村田基氏に説明してもらったのですが、
やはり強度は圧倒的にワンアンドハーフの方が
高く、オーバーウエイトも安心して使うなら
確実にワンアンドハーフの方がいいと
説明されました。
パックロッドのメリットを知ってしまったからこそ、
非常に迷っています…
値段と相談してワンアンドハーフですかね…
返信有難うございます。
今のところ普通の使い方で魚を掛けていて、特に強度的な不安は一切感じた事はありませんが、
ロッドを選ぶ上においてどこにポイントを置くかだと思います。(使用するルアーウェイト、利便性、携帯性などなど)
ワイルドサイドはWSC68XXH-5を持っていますが、このクラスのパックロッドは選択肢も少ないので、
なかなか替えのきかない良いロッドだと思っています。