僕は遠征時、複数本ロッドを持って行く場合に、パックロッドをまとめて1つのケースに入れて持ち運ぶんですが、これだけ色々メーカーがパックロッドを出しているにもかかわらず、あまり専門的なケースがないのが実情な気がしています。
パックロッドに付属しているケースだと大抵1本分しか入らないし、ケースもなにも付属しないロッドもある。個人的にパックロッドの収納と持ち運びを考えて色々試しています。いろいろパックロッドケースを試した、僕の苦悩と葛藤をここに書き残します(笑)
ロッドに付属してくるセミハードケース
だいたいデフォルトのセミハードケース的なヤツ。これは先にも書きましたが1本ならだいたいOK。ベイトロッドなら頑張れば複数本入るヤツもあります。また塩ビ管を布でカバーしたようなケースなんかもありますね。
この付属系ケース、メーカー名モデル名がガッツリ書かれているので個人的には若干ダサい気がします・・・。どうせなら、もうちょいおしゃれなケースを付属させて欲しいと心から願います。よってまず使わない感じです。
塩ビパイプ自作
パックロッドのケースとして、丈夫でサイズもカスタム可能。そして安いと良いことばかりな気がしますが、そこはあくまでも塩ビ管。ステッカー貼っても、塩ビ管なので個人的にはイマイチ感が拭えない・・・。
入れられる本数も太い塩ビ管にすればよいのですが、その分かさばるし重い。個人的に釣りの後に塩ビ管持って、電車に乗ったり、レストランに入るのも若干気が引けるのでホームセンターで買う前に却下しました。
コクヨのフリーケース
コクヨのフリーケース、プラスチックです。長さが調整できます。ジェットセッターの初期ロットを買った際、付属してました。amazonなんかでもフツーに買えます。
プラスチックなのでステッカー貼って自分の色を出せるのが良いです。長さの調整も出来ますが、うまく合わないと、中でロッドが暴れやすいです。これを抑えるために、ポケットティッシュやスポンジなどを隙間に入れ調整してました。
しかし、このフリーケース、ロッドはやはり1本しか入りません。1本だけなら全然良いですが、2本持って行く場合、ケースも2個になっちゃうので最近は使っていません。ただ、2個あったら肩にのせてガンキャノンとか出来ます。
冒険用品のプレデターケース
61Cの初期ロッド購入後、後から送られてきたパックロッドケース。素材はターポリンなんで水に強い。サイズ感としては仕舞寸法55cm位のロッドなら3~4本位入ります。ただスピニングが多いと無理。ガイドがかさばるので。
このケース、どうやら縫製が甘いようで端の部分から結構ほどけてくる残念なクオリティ。まあ、すでに穴空いている訳ですし、自分で縫って修理すれば問題ないです。あとはターポリンで厚みがないから、外部からの衝撃に関しては不安があります。
現状はそんなに出番なし。同型でサイズが少し大きいポルタメントに付属するtulalaのケースもあります。
モンスターキスのロッドケース
ディアーモンスターシリーズを買うと付いてくる、くるくるケース。グリップとブランクスをそれぞれ分割収納。付属のプラスチックシートを丸めてネオプレーンのケースに収める事で、強度も確保。
プラスチックシートには、一応50cmまでスケールが印刷されているので、魚のサイズ測定も可能っちゃ可能。意外と考えられているケース。ただ他のメーカーのロッドを入れるには長さ的に合わない場合が多く、完全に専用ケース。まあ仕方がないんですけどね。
ディアモンスターのみを持って行く場合はこれがベスト。グリップが分割されるモデルなら1つのケースに2本はロッドが入ります。スピニング入れちゃうとダメですけど。
メイホウ620
メイホウのプラスチックケース。アマゾンで1000円以下。非常にリーズナブル。
長さが62cmあるので、60cm位までのパックロッドなら安心して収納可能です。
車ならまだ良いですが、飛行機だと手荷物では基本不可な長さになってしまうので、スーツケースにコレごと入れて預ける感じになると思います。
お値段も安くて魅力的ではありますが、いかんせん持ち運びに難があり、隙間や底に何かスポンジ的な物を入れないとロッドが中でガチャガチャするし、見た目は何と言うか、デカいピアニカを運んでいる風になります・・・。
ただ、自宅でのロッド保管用ケースにしておく分には中も見えるので、使いやすいので保管用に使っています。サイズ違いの500もあるので使ってます。
LayLax ショットガンシース
M870ブリーチャー用に買ったショットガンシース。長さが510cmなんで入れるロッドは選びますが、モールやDカン付いてるし便利で丈夫なミルスペックが良い感じかなと思いました。バックパックの横とかにも固定しやすいので。
ただ、そこはあくまでショットガンシース、ショットガンを抜きやすいように設計されており、完全に蓋が閉じないため、ロッドが落ちてしまう危険あり。素直にブリーチャーを戻しました・・・。
色々悩んで行きついた先のケース
で、どーしたもんかと悩んだ末、現在のところ、カメラの三脚用ケースに落ち着ています。最大の特徴としては手持ちのロッドに合わせてサイズが選べる点。長さは35cm~あります。
値段もそんなに高くない上、ロッドが複数本入るスペースもあります。ショルダーストラップも付いていますので、肩掛け可能。移動時に両手が空くのは便利です。
ソフトケースですが、クッション材も入っているので何にもないより安心。中にポケットもあるので、リーダーなんかも入れられます。
三脚ケースゆえ、釣り具メーカーが自社を主張するようなロゴもなく、シンプルなのもポイント高。自分で何かカスタムする人もしやすいと思います。今回紹介している三脚ケース以外にもamazonなんかで結構似た感じのがありますので、選びやすいんじゃないかな。
ノーブランド、セミハードケース
別の良さそうなパックロッドケースを見つけたのでとりあえず購入してみました。amazonで買ったら大陸から来たのでちょい時間がかかった上に、ほんのり変形してましたが、気にしない事に。素材的には最近流行りのEVA系なんで石油製品臭いがします。
で実際ロッド入れるとこんな感じ。パックロッドは5本位入ります。開けると、底にスポンジのクッションありです。
蓋側にはメッシュポケットもついているのでロッドだけではなく、ちょっとした小物も収納出来るようになっています。ただ蓋側にスポンジがないので、ここに手持ちで余ってるスポンジとかがあれば入れとくとより安心感は増すと思います。
僕のは50cmのモデルなので収納できるロッドを選びますが、現状売っているのはロゴ入った上に54cm×9cm×14cmと少し大きいモデルになっていました。
ラッピングクロス
カメラ用のラッピングクロス。ネオプレーン製。幅55cm角の正方形。あんまり短いとロッドが包めないので、一番大きいサイズを購入。
一応、綺麗にくるくると包めます。端は中にちょいちょいっと詰めてロッドが落ちないようにして完成。防御力を気にして厚めのものにしたからか、包んでみてまーまーボリュームが出てしまった感じです。悪くはないけどなんかかなり微妙。
ロッドソックス
ついでに新しく導入したロッドソックスは別で記事にしてみました。
あおりねっとストレッチロッドカバーⅡ
こっちはこっちで、パックロッドを入れるにはもうちょいな感じでした。
とまあ、現状はこんな感じです。引き続きパックロッドケースも良さげな物があったら更新していきたいと思います。
コメント
これ系で困ってて普通に検索してたどり着きました。
良記事っすね~超参考になりました。
有難うございます。
僕と同じように悩んでいる人のちょっとした参考にでもなれば、嬉しいです。
私はポケビッツ 5510L(硬いのでティップだけチタンティップにしてます)にレガリス 2000をつけてユニクロのラウンドミニショルダーバッグに入れてます。あとフォーセップ 、ダイソーのフィッシングプライヤー、ダイソーの小物ケース(ルアーやしかけ)を入れて。これだけ。これでハゼ釣りからバス釣りまでやってます。ご参考にもならないかもしれませんが、細かいこと気にしない私のオンリーワンかと。
コンメントありがとうございます。
仕舞寸法が短いパックロッドの場合、
ケースは市販品を流用しやすいですよね。