練って美味しいねるねるね〜るねを久しぶりに食いました。子供の頃、好きなお菓子の一つでした。このお菓子も練り物で良いんでしょうか。
鈴廣かまぼこの里
小田原の有名な練り物企業、鈴廣。鈴廣の本店を中心に色々展開しているのが鈴廣かまぼこの里。
場所的には小田原市の風祭なので、小田原駅から2駅先。新宿からならロマンスカーでサクッと行けます。小旅行万歳。
なお、早川のC&Rエリアからもほど近いのでリリース前提の釣りだと、お土産が無く家に帰ってから怒られるお父さんはこちらでかまぼこ買って帰ると良いんじゃないかと思います。下処理なくすぐに食えます。
かまぼこ博物館
日本全国いろんな博物館はありますがかまぼこにフォーカスした博物館ってそうそうないですよね。入場自体は無料です。
中に入るとかまぼこの歴史とかかまぼこの作り方とかが紹介されています。
あとかまぼこの材料になる魚の紹介ね。
ショアジギしてるみんなの友達ESO、そうですエソとかも練り物の材料です。
なおかまぼこ1個でシログチ6~8匹分だそうです。釣りのターゲットとしてもそこそこ人気のイシモチ君を結構使うんだなーと思いました。
同じニベ科の魚でレッドドラムとか大きくなるしルアーで釣れる魚もいるので、そっちでかまぼこ作った方が効率が良いような気もしちゃいます。普通にアジア圏で食べられている魚ですし。
かまぼこ作り体験
このかまぼこ博物館、広いキッチンスペースがありましてかまぼこ作り体験が出来ます。かまぼことちくわを1本づつ作れるコース。お値段は1760円でした。出来たかまぼことちくわはその日にお持ち帰り可能。という事で体験してみました。
webから予約申し込み出来るんですが当日受付も枠が開いていれば可能なようです。
ヘアーキャップとエプロンを付けた後、良く手をあらって調理台に案内されます。博物館内にそのままあるオープンなキッチンエリアです。
案内された調理台には既に練ってあるすり身が鎮座しております。そこそこ生臭いニオイがしますので、苦手な人は参加しない方がいいかも知れないです。
なお大きい方がかまぼこ用すり身、小さいほうがちくわ用すり身です。かまぼこ職人が使う包丁は“つけ包丁”といって刃がない包丁だそうです。これを使ってかまぼこの形に整形していきます。
最初にすり身を包丁を使って数回練ります。すり身だし既に練ってあるんじゃないか問題もあるとは思いますが、ここサボると製品の出来上がりに影響するとの事です。
練ったすり身をはつけ包丁を使って板に盛っていきかまぼこの形に成型します。初めてでも何となくそれっぽくはなります。
ちくわも同様で竹にすり身を巻き付けて行く感じで成型します。ちくわの方が難易度が高かったです。まあちくわなのできりたんぽのように手で直接ニギニギして成型するのもOKなんですが、手をしっかり洗わないと臭いがなかなか取れない問題に直面します。どちらも成型し終わったら、かまぼこは蒸し器へGO、ちくわは焼き器GOです。
ちくわは15分位で焼き上がり先に食べる事が出来ます。そもそも焼きたてのちくわってまず食ったことがないのでかなり新鮮でした。表面香ばしくてパリパリ、中はブリンブリンな食感で美味しかったです。
出来上がりのかばぼこはこんな感じ。スタンダードな白いかまぼこ。賞味期限は3日間だそうです。このかまぼこも食べたけど、フツーにおいしいかまぼこでした。
練り物系食べホもあるよ
鈴廣が経営するレストラン、えれんなごっそもこのエリアにあります。ここビュッフェスタイルなので、かまぼこを好きなだけ食えるレストランとなっています。
そもそも普段かまぼこって、立ち食いうどんにペラ1枚入っているとか、町中華のチャーハンに入っているとか、かまぼこをバクバク食う機会が基本的になかったので個人的には新鮮でした。
ただ、かまぼこってあんまり沢山食べられないですね。ギュって詰まってるし、まーまーお腹に溜まるのよね。もちろんかまぼこ系以外のメニューも充実してたので、色々楽しめると思います。イカのすり身のウィンナーとかミートローフとか旨かったです。
この鈴廣が運営するかまぼこの里にはかまぼこ直売所はモチロンの事、カフェに箱根地ビール醸造所や蕎麦屋さんなどもありまして、この風祭エリアで一大かまぼこ産業が根付いております。
かまぼこを絡めた多角展開が半端ないかまぼこの里。一度行ってみると面白いと思います。