入門編?パックロッド選びの参考に

和元年も残すところ、2カ月を切りました。個人的には一足先に年末モードに突入しています。ディズニーだって11月入って早々からクリスマスのCM始めましたしね。さて、年末の旅行のお供に、パックロッドはいかがですか?

パックロッド、マジで増えた

近年パックロッドも多く発売されています。専門性の高いパックロッドも増えてきました。

そこで旅行のついでに釣りをしたいなと考えているんだけど、何を買ったらよいのか初めての人向けにちょっとした参考にでもなれば良いなと思います。

あくまで僕個人の見解です、既にプロい人には参考にならないと思いますし、えー違うよって意見も多々あると思いますが僕が持っているロッド、使った事があるロッドからジャンル分けしてみました。

色々使ってきた方ですし、そりゃ1,2本使ってこのロッドがおススメ的な事を言う人よりは多少参考にはなると思いますがあくまでへなちょこアングラー個人の見解という事で。

なんとなく背景を考察

パックロッドが浸透してきたのはやはり昔に比べて飛行機が身近になった事も要因の1つじゃないかと思います。国内海外問わずLCCも飛んでますし、移動も容易になりました。週末海外とか20年位前だとやっている人もあまり居なかったような気がします。

あとは国内都市圏での自家用車所有率が落ちているのも関係しているかもしれません。海外でもシンガポールや香港などで車を持ってる人は、かなりの金持ちですしね。また公共交通機関に長さ持ち込み制限がある場合もあります。

こういったご時世から必然的にパックロッドの需要が高まってきているのかなと素人ながらに推測してみました。

ずっとパックロッドばかり使ってきた人なのでラインナップが増え、市民権を獲得しつつあるのは非常にうれしい限りです。

旅行のついでに魚と手軽に遊びたい人

何だかんだ言って僕はここのジャンルの人になります(笑) 基本的にはデカい魚程、釣るのが難しいわけでして、初めて行くフィールドでちょっとロッドを出して狙って釣るのは結構難しいんじゃないかなと思っています。

そこでオカッパリから遊んでもらいやすい、30~40cm位までの魚達をターゲットに。ティラピア、バス、カサゴ、マングローブジャック、ピーコックバス、メッキ、スナッパー、ターポンetc・・・

とりあえず淡水海水問わずに、ちょっと狙うには良いターゲットです。もちろん上記の魚達、もっとデカくなるヤツもいるんでそんなのが釣れちゃった場合、竿的にのされる可能性もありますがその場合は必死に頑張るしかないです。

という事でこの辺のターゲットに向いてるパックロッドは、

メガバス ヒューガマルチピース70L、ゴールデンミーン パックマン610L、シマノ トラスティックS710L、prox ミニモバ7とか。

この辺のスピニングロッドが幅広く使えて良いんじゃないかなと思います。比較的リーズナブルなロッドでも問題ないと思います。中でもちょこっとやるにはヒューガやミニモバ等、仕舞寸法が短いモデルはより便利です。大体投げるルアーは10g位までを上限に2,3インチ位のワームにジグヘッドなども使いやすいと思います。

テレスコ(振出し)ロッドはパックロッド初心者の方には継竿に比べ破損率が上がると思うので、僕としてはあまりおすすめ出来ないかなと思います。ガイドも回りやすいので糸がらみも発生しやすくなります。

ここのジャンルに該当するロッドは、各メーカー共、ラインナップも比較的多い印象です。

旅先でもショアジギとかをやりたい人

岸からワラサやショゴなどの青物かけて楽しみたい。メタルジグが好きなので旅先でも遠投してとにかくシャクリたい。そんなあなたに色々出来る強めのスピニング。

ツララ ポルタメント73S、パームス ショアガンエボルブ86MH、シマノ フリーゲームXT、プロックス ワールドトラベラー、ダイワ プロキャスターゲームⅡとか。

個人的にはメタルジグを遠投するのが体力的にもシンドくなってきたので、近年そこまでやらない釣りではあります・・・。

73Sは何でもロッドなだけにショアジギだけで考えると長さがもう少し欲しい感じです。 上記の中だと、proxのワールドトラベラーだけ未使用。なんかトラベラーって名前が付いている割に意外と仕舞寸法がトラベル向きじゃないので、買う気になれませんでした。フリーゲームXTは僕が持っているのは96Mですが56gまでキャスト可能な100MHもあります。

ダイワのプロキャスターゲームⅡは海外モデルなので個人輸入にはなりますがショアジギとかでも使える激安なパックロッドだと思うので、持ってるしその内紹介します。実売で1万切りますからね。

東南アジア圏の釣り堀で遊びたい人

日本や韓国の管理釣りならトラウト相手にULとかSULのロッドで良いですが、東南アジア圏の釣り堀だと結構ごっちゃで色んな魚が入っている印象があります。もちろん魚のサイズもピンキリ。バラマンディ、40cmかいと思ってたら直後に90cm近いのが釣れたりする場合もあります。

そこまで大きくない魚でも楽しめて、なおかつ突然大きな魚が来たとしても大丈夫なパワーもロッドに求められます。そんなパックロッドは、

モンスターキス MX-6、アブ ワールドモンスター654M、フエルコ XT610-4C、スコーピオン1652R-5とか。

っかり巷で怪魚系と言われるベイトロッドが中心になっていますがダイワのモバイルシーバスとかでもバラ釣ってますし、最近のバス向け、シーバス向けのパックロッドでもある程度の物なら問題なく使用出来ると思います。現地の人はLクラスのスピニングとかも平気で使ってますしね。

まあ、結局釣り方の好みと行く釣り堀によると思いますが基本は何かに巻かれちゃうような心配も少ないですし、スピニングがML位、ベイトはM位で良いと思います。

もちろんバラに限らずナマズ系やグルーパー系など含めメータークラスのデカいのしか入っていないのが分かっている釣り堀なら、MX-7やBC4 6.10XHのようなより強いロッドを持って行けば良いと思います。

ジャングルの奥まで進んで行きたい人

手軽でユルいコンセプトから外れると思うので個人的にジャングルの奥まで釣りに行った事はないので不明ですが、僕の持っているロッドだとモンスターキスのMXシリーズやフエルコXTシリーズ、depsのヒュージカスタムシリーズといったロッドで釣りが出来ると思います。いろんな意味で強いロッド系。

この釣りは家族旅行ついでにちょっと抜け出して、釣りにいくお父さんアングラーにはハードルが高めになると思います。家族旅行の最中に「あのさー、ジャングルまで釣りに行ってくるよ、帰りは遅くなるかも」って伝えたら間違いなくキレられる気がします。

かくいう僕もその当時付き合っていた彼女とハワイに行った際に「釣りに行ってくるよ湖に。ガイドもお願いしたし」って言ったら「何考えてんの!」とキレられたのは今となっては良き思い出です。

それ以来、基本ハワイは友人と行くのがベストだと思うようになりました(笑)

このようにジャングルではなく、レイクウィルソンレベルでもキレられるケースもあるワケです。

ちなみに

基本的に海外へ行ったからといって決してイージーではないです。むしろ日本のがイージーに釣れるケースは全然多い気がします。

ただそこに行くことで普段出会えない魚に会えるのは非常に楽しいです。その辺がハマる要因かなと思います。まあ何度も釣っていると若干フツーになってきますし、前の週にバラマンディをポコポコ釣って、翌週は国内の管釣りでニジマスとか釣ると最初のうちやり取りが雑になってしまう難点もあります。こちとら素人ですし仕方ないかなと。

まとめ?

こう言っちゃうと元も子もありませんが、基本的には自分が好きなパックロッドを選んで使えばいいと思うんですよね。

釣りってその辺の道具の自由度が高いので。だからこそ、やっぱり選ぶにあたってある程度情報が欲しい人も多いのかなと思ってみたり。

そして釣具屋さんや友人に聞いたら勧めるロッドも三者三様になる場合もあります。優柔不断な人の場合、決断に困る感じ。釣具屋さんでは上のようなジャンルでロッドは並べてないと思うので選び方の1つとして多少はお役に立てたらありがたいです。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク