茅ヶ崎に開高健記念館があるよ

三連休ってマジであっという間で終わっちゃいますよね。悲しい位早く終了。連休は来月の夏休みまでお預けです。

開高健

もともと今のサントリーに中途採用されてそこから世に出た人です。基本的にウイスキーと釣りとタバコのイメージが強いですね。まあ詳しい事はグーグル先生に聞いて下さい。

作品のオーパにしろフィッシュオンにしろ釣りを題材とした書籍のイメージは強いですが僕が釣りをする釣り人目線だからかなーと思います。

昔はインターネットも発達してなかったですし、この手の本を読んでなんか世界には色んな魚が居てスゲーなと思ってた感じです。

フツーのサラリーマンだとアマゾンまで釣りをしに行くのはなかなか難しい訳ですが、大人になってからふらふら海外行って釣りとかをするようになってみて楽しい事が増えた気がします。

なんか現地の人と言葉のコミュニケーションは適当なれど突然飯食いに行く事になったりね。

なお美食家としても知られている開高の京都で行きつけだったお店はこちら。

人が一生のうちに食事をする回数って8万8千回とか言われますけど、若い時って金もないしマヨ海苔醤油ご飯とかジャンクな食事全開だったなーと思い出...

何というか最近はちょっと大人になるのもそこまで悪くないなと思っています。ハーパンは手放せないけど。

釣り題材以外にも作品あるよ

釣り以外を題材としたベトナム戦記や世界カタコト辞典、最後の晩餐なども読みやすいんじゃないかと思います。開高の扱う言葉の豊富さは流石です。

カタコト辞典などは海外旅行をしてみて現代でも、あーはいはい的な共感出来ちゃう部分もあると思います。もう50年以上前の話なんですけどね。

開高健記念館

茅ヶ崎に開高健記念館があります。場所的に駅からちょっと離れてますがシイラとか釣りに行った帰りとかにチョロっと寄りやすいと思います。

晩年を過ごした自宅を改装していろいろ展示してる感じ。市の施設になってます。

博物館的な感じですし、基本館内では撮影禁止なので色々網膜に焼き付けて回るのみです。

僕が行った際はちょうど開高健ロッド片手に世界を駆けるという展示をやっていました。となりの加山雄三は茅ヶ崎の有名人ですがとりあえず置いときます。

この展示、愛用してたロッドやリール、ルアーなどの展示がガッツリあったよ。アンバサダー5600CDLとか10000Cとかラインを巻いたままのリールが何とも言えない感じでしたね。

ロッドは全部2ピースだったなー。時代は経っても狙う魚は同じ、道具は進化。日本を飛び出して釣りに行くにあたってパックロッドが主流になりましたからね。

あと入ってすぐのリビングに飾ってあったオーパオーパオーパの原稿の一部、

釣毒熱 成人男子に極めて伝染性強し
薬物療法は一切無益

とかその通りって思う釣り人も多いと思います。詳しくは行ってみてのお楽しみって感じですかね。

外はここから哲学者の小径ってことで、家の周りを一周回れるようになっています。入館料要らないです。

結構いい庭なんですよね。鬱蒼としてて雑木林みたいになってる感じ。クワガタがいそうな庭。BBQが出来そうな竈門なんかもありましたよ。

開高が使っていた書斎は庭からだけ覗く事ができます。入館しても基本庭からガラス越しで見る感じになるのよね。主人無きあとの書斎ってなんか寂しさ出ますね。

この書斎前にラミネートされた写真の資料が置いてあって見る事が出来るんですか、クモが嫌いだったようです。

ここのお土産は忠さんスプーンの30g。金と銀があります。どちらも開高のサインが刻印されてる感じ。とりあえず僕は銀だけ記念に買いました。

一時代を築いた人の記念館という事で釣り好きは覗きに行っても楽しいと思います。

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コメント

  1. へび より:

    懐かしい写真が!!!

    と同時に、ヌカカの痒みもフラッシュバック、、

    • tabitsuri より:

      コメントありがとうございます。こないだ香港の友人と飲みに行きましたが香港だいぶ変わっちゃったようです。