シンガポールを支える底力、ホーカー。

気が付くともうすぐ年末だな~と。1年が経つのはホントに早いもんです。

それは屋台の魅力

日本の場合、屋台のメインはお祭りです。

屋台って、限定条件が発動しているからか、ソースの味でごまかした具ナシ焼きそばが美味いと感じたり、冷蔵庫で必ず残り物になるリンゴ飴を買ってくれと頼んだり、まず当たりが出ない宝さがしで紐引いたりと、とにかく子供の頃はテンションがあがったのを覚えています。

もちろん、美味しい屋台もあるワケで、大人になってから北海道式のじゃがバターを屋台で初めて食った時は、結構感動しました。蒸してなくて揚げてるヤツ。これにキムチが良く合う感じ。毎年行くのでこの屋台のおばちゃんと仲良くなりました。

そんな屋台ですが、日本だとやっぱり日常ではなく、非日常な印象を受けます。最近はケータリングカーも屋台に含めてしまえば、お祭り以外でも見る事が増えた気はしますけど。

シンガポールの屋台、ホーカー

シンガポールのホーカーは、日常に溶け込んでおり、生活になくてはならない存在。屋台というか日本でいうフードコートに近い感じです。

ちなみにシンガポールで、ホーカーセンターとフードコートの違いは、貸主と場所だったかな?その辺あいまいですが、政府と民間、独立してるかモールやホテルの一角か的な感じだったと思います。

まあ、とにかくうまい、安い、早いと大体の店で3拍子そろってます。ミシュラン1ツ星のホーカーもありますし。むろん見ていて明らか手際の悪いオッサンとかいますけど・・・。

ミリオネアが多い国シンガポールですが、ホーカーです。平日ランチタイムのラオパサとか結構激戦区。ヤバいです。

こちらの人は原則共働きなので、家で料理を作るのが面倒くさいのかなと。サクッと食ってサクッと帰れますし、もちろんテイクアウトもあります。

このテイクアウトのナシレマで2SGDだったかな。日本円にしたら160円位。シンプルですが、フツーにおいしくいただけます。弁当と言うか、もはやオニギリ。国内だとロヂャースの弁当に対抗出来る価格です(笑)

代表的なホーカーセンター

代表的なホーカーセンターとしては、ラオパサ、マックスウェル、チャンギビレッジなどなど、小さい国なのに何ヶ所もあり、ホーカー愛を感じます。

料理のラインナップもシンガポール料理はもちろん、インド、タイ、中華等さまざまな国の料理が食べられます。ラオパサとかうどんのホーカーもあったし。原則食には困らない感じだと思います。

例えば、数名で旅行していて、好みが割れちゃうケースでも問題なし。あれ食べたい、これ食べたいってリクエストを1ヶ所でかなえてくれます。

自分の好きな店で好きな物を買ってくれば言い訳です。非常に合理的。美味そうな物があったらシェアすればいいし。食べるのが好きな人にとっては夢のような場所です。

ちょっとしたルール?

後、ちょっとしたルールとしては、ポケットティッシュが置いてある席は誰かに確保されてます。よって、自分で注文する時も事前にポケットティッシュを置いて席を確保してから注文するのが良いんじゃないかなと思います。

ただ多民族国家だし観光客も多いので、このルールが100%適応されるワケじゃないんですけどね(笑)

シンガポール旅行の際、せっかくなのでどこかのホーカーセンターで食事をしてみてはいかがでしょうか? 

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