ANAのマイルとスカイコイン

そろそろGWですが、意外と僕の周りで海外旅行とかに行く人でも知らない人が多かったので、今回はANAのマイルとスカイコインに関して書いてみました。

マイレージ

飛行機に乗れば基本的にマイルが付く点はみなさんご存知だと思います。要はTポイントみたいなもんです。一部、旅行代理店のツアーとかLCCだとマイルが付かないケースもあります。

まず前提として、世界の航空会社はアライアンスを組んでます。要は提携ですね。現状3大アライアンスが、ワンワールド、スターアライアンス、スカイチーム。JALはワンワールド、ANAはスターアライアンスに所属してます。最近、世間を騒がせている大韓航空はスカイチーム。

LCCとかは自社で独自のポイント的なモノがある場合もありますが、基本この手のアライアンスには加盟してない感じ

各アライアンス間でのマイル互換は、基本ないので、1つのアライアンスに絞っておくとマイルはためやすく、利用しやすいです。要はエバー航空に乗ってもANAのマイルは付きますが、キャセイだと付きません。

マイレージ、何に使えるか

マイルが何に使えるかっていうと、基本的には特典航空券との引き換え。もちろん流行りのポイントサイトとかを経由したら他のポイントにも化けますね。

ただこの特典航空券、枠がありまして、意外と早めに予約しないと取りにくい。そしてマイルだからタダなイメージがあると思いますが、燃油サーチャージや税金などは別で払う必要があります。

別で払う費用の内訳は

ハワイ便でこんな感じです。全部で2万程度。これに来年からは出国税も1,000円掛かる訳で、日本ってほんと謎な税金が多いなと感じます。ちなみに原油価格で燃油は時期により変動します。

スカイコイン

ANAにはマイルに代わる仮想通過的なポイントとしてスカイコインがあります。スタートしてから約6年ほど経ちましたね。JALだとe-jalポイントだったかな。JALはほとんど乗ってないので詳細不明。

このスカイコイン、基本は1スカイコイン=1マイルで交換でき、ANAのホームページで航空券や旅行商品(国内ツアー・海外ツアー)の支払いに充てる事が出来ます。マイルでの特典航空券引き換えと異なり、総額の支払いに使えるので、燃油分等もスカイコインで払えます。

ANAにご機嫌な感じの動画が上がってましたんで貼っときます。個人的には1円から使う機会はないですけど(笑)

マイルとの違い

例えばハワイに行く場合、レギュラーシーズンだとマイルで40,000マイルが必要になります。

特典航空券をマイルで取得した場合、残りの燃油サーチャージや税金を払って2万位だと思います。もちろん特典航空券なんでマイルは付きません。

ちなみにYがエコノミー、Cがビジネス、Fはもちファースト。

フツーにHPから買う場合、料金は購入時期で変動しますが、少し早めに買って9万位って感じでしょうか。1スカイコイン=1円の扱いになるので、全額スカイコインで買うなら、金額そのままのスカイコインが必要です。

要はマイルより還元レートが落ちてしまうんです。

スカイコインの便利なところ

マイルより還元レートは落ちますが、僕が思うスカイコインの便利な所に関して、

特典航空券の枠にとらわれないので、チケットの自由度が高い。

これは土日を絡めて旅行をする僕のような一般サラリーマンにとっては、結構重要なポイントな気がします。平日に有給を多投出来ないですから・・・。旅作等のツアー代金にも充てられます。

支払い時に併用が可能。

例えば60,000円分をスカイコインで支払い、残り30,000円をカードで決済といった併用が可能です。

マイルが付く。

特典航空券として取得している訳ではないので、フツーに買ったのと同じ分のマイルが付きます。

ステータスホルダーには特におススメな気がする

上級会員にはスカイコイン、マイルよりおススメな気がします。上級会員になる人ならすでに知っているとは思いますが、マイル⇒スカイコインへの換算レートが上がります。

通常のマイレージメンバーだと40,000マイルをスカイコインに交換しても、48,000コインにしかなりませんが、ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズの上級会員だと64,000コインになります。

結構な差が出ます。上級会員になるのは無理な人でも、普通のANAクレジットカードを持っていれば換算レートが上がるので、ANA中心で使っていく人は持っていても良いと思います。

あとは交換のタイミング、やっぱり50,000マイル以上でしょうね。僕の場合、仕事でも結構飛行機に乗るので、毎年50,000マイル貯まってから交換しています。貯めてから交換する事で、マイルの還元レートに少しでも近づける事が出来ます。

使えない点

まずは有効期限、これ12カ月です。なのでチケットを取る直前に交換するのが良いと思います。残高はスグに反映されるので大丈夫。ちなみにマイル有効期限は利用月から数えて36ヵ月後の月末まで。

その他、複数都市に行く形で、途中ANAグループ便以外が入るとスカイコイン使えません。(まーこの取り方はマイルでも不可なんですけどね)

例えば、羽田(HND)⇒クアラルンプール(KUL)、クアラルンプール(KUL)⇒シンガポール(SIN)、シンガポール(SIN)⇒成田(NRT)という移動を考えていて、チケットを取る場合。

こんな感じで途中にシルクエアーが入ってきます。一応ANAと同じスターアライアンスのシンガポール航空傘下のLCCにはなる訳ですが、こうなるとスカイコインをチケット代に充てる事が出来ません。

このケースでスカイコインを使う為には、チケットを2つに分ける必要があります。

HND⇒KUL、SIN⇒NRTのチケットKUL⇒SINのチケット。

HND⇒KUL、SIN⇒NRTのチケットはANAにてスカイコインで支払えます。往復じゃないのでANAのHPから複数都市を選択して予約する感じです。

後は、KUL⇒SIN。近いですし、多くの便が飛んでいます。日本で言う羽田伊丹間みたいなもんです。直接シルクエアーやエアアジア等のHPで片道分予約する感じですね。大体どこも5,000円位かな。

時間が限られているサラリーマンの方とかは、スカイコインをうまく使うと便利にチケットが取れると思います。

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