すっかり秋めいてきたというか、朝夕の気温が急に落ちた印象です。既に我が家ではホッカペが発動しています。
ヘリーハンセン×アブガルシア5ピースロッド
ヘリーハンセンとアブガルシアでコラボしたパックロッドです。今年はネイバーやエレクトリックともコラボしたりアブさん積極的に動いている印象がありますね。完全におしゃれ路線に舵を切ったな。個人的には全然オッケーだと思います。
やっぱし手っ取り早くシマノ、ダイワに切り込んでいくにはこういうとこから。アパレルも、ダイワみたいに自社でブランド立ち上げなくても、最初はコラボで大丈夫です。コラボ先さえ見誤らなければ・・・。
おしゃれな仕上がり
HELLY HANSEN ANGLERのアイコニックカラーであるネオンイエローと、マッドな質感にコルクグリップで仕上げた、モダンかつスタイリッシュなデザインです。
細かい部分にHHのロゴが入ったり、スレッドにネオンカラーを入れたり、見た目的にオシャレに気を使っているロッドになりますね。ロゴの主張は控えめ。
まあ、ネオンイエローというよりネオングリーンっぽくも見える感じです。どっちにせよ、ベースのブラックに対していい差し色になってます。
このロッドでハイピッチャーやビーブル、あとパルスコッドやバクシンペンシルとか投げてましたが、いたってフツーに使えるパックロッドだと思います。40位はフツーに抜けますし。使ってるラインはいつも通りPEです。
ちょい残念
ただやっぱしガイドがマイクロなんでtopガイド径が2.5mm。スコーピオン1652R-5のパックロッドで5mm。
まあもともとスコーピオンのパックロッドはガイドが大きいわけですが、このロッドだとちょっとリーダー太くしたい対象魚がいる海外の釣りとかには連れて行きにくい感じですね。せっかくポータブル性能を上げているのにチト残念。
継ぎの部分に矢印は付いているんですが片方だけです。何となく合わせにくいような。まあとりあえず目安って事でしょうね。
ちなみにホーネットスティンガープラスはこんな感じで両方に矢印が付いているので、より継ぎやすい感じになってます。まあモノによっては⇒プリントがズレているロッドもあるようです。大量製品ならでは。その辺は仕方ない部分だと割り切りましょう。
ベースのロッド
こちらベースのロッドはホーネットカラーズHCC-685M。カモフラ系ラインナップしかなかった、なかなか攻めてるロッド達です。
タイとか東南アジア圏では人気の出そうなカラーのロッドですが、個人的には若干微妙かなと思い買ってませんでした。
だってリールと合わせにくいし。そこへ来てこのすっきりしたモデルの発売です。そら買っちゃうでしょ。
このロッド、グリップジョイント採用の5ピースなので、仕舞寸法もアンダー50cmの45,2cmに抑えられてます。あとで書きますけどケースが50cmですからね。
基本はデザインを変更しただけなのでスペック的には一緒。ルアーは5-21g、Lineが8-20lbのM。
あとはグリップもホーネットカラーズはEVAですがこちらはコルクに変更されてます。
ついでにガイドとかも、ちょっと変えて販売して欲しかったなとは思ってます。
ケース
ケースはなかなか立派な仕上がりです。もともとカラーズの方は円柱状のケースと竿袋なので全く別物を付けてきた感じです。
大きさはW500×D200×H100(mm)となっていて、このまんま僕が使っているリュックにポンで入っちゃう感じの仕上がりです。
ピースごとに1本づつ格納する感じで中のスポンジに切れ込みが入ってます。かなり高級感があって無駄にカッコイイ。まあ余分なスペース多いと言われたらそんな感じなんですけどね・・・。
組み立てる際に、何となく映画で良く見るスナイパーな感じを味わうことも可能です。ただこのケースでロッド1本って考えると、かなり勿体ない気もしますね。
このケース、素材にはコーデュラナイロン採用です。
ちなみに、偽コーデュラナイロンとかも出回ってるみたいで、すっかり騙されたままタフを謳ったバッグを販売しちゃった某メーカーさんとかあったので注意。
何となく思うんですが、ワールドシャウラとかケースをこんな感じのケースにしたらより高級感出るんじゃないかなと思いました。シマノさんこのケースの仕様、マネしちゃえば良いんじゃないでしょうか?
まーまー高い?
26,000円位です。しっかりしたケースは足されたものの、実売で価格が倍位になってます。ベースのカラーズ13,000円位で売ってますからね。おしゃれなデザインとケース、あと日本人の弱い限定という響き。この3つが上乗せされた感じのプライスですね。
このロッド、年末にセールとかで割引販売されてたら、マジで凹みます。ロッドスペックは変わらんわけですし、頼みますよホントに。見かけちゃったら、もう1本買うぞ(笑)
ヘリーハンセンとコラボする事で、より一般受けする感じのデザインに仕上がったわけですが、昨今のアウトドアブームで株価が上がったゴールドウィンさん、ガッツリ値段をのせてきた感じのロッドになってます。