パックロッド探訪、テイルウォークアウトバックNC765L

今回はテイルウォークのアウトバックシリーズのうちの1つを紹介してみます。比較的リーズナブルな商品が多いので、ありがたいメーカーさんの1つですね。

tailwalk OUTBACK NC765L

テイルウォークのアウトバックです。このロッドは2018年に発売された、NC765Lというモデルになります。

でねなぜ、コレ買ったかというと、実は個人的にNC624Mを先に持っていてこのロッド、一緒に釣りに行った友人がそのまま借りていったので現在は自宅から長期間レンタル中です。延滞料金払って欲しい位ですね(笑)

で、同じ624M買うのもな~と思って765Lを買ってみました。順当にいったら624Mの方が所持期間が長いワケでそちらから紹介するのが筋だとは思いますが、現状手元にないので新しい方から。

HPには765Lの紹介文として

「もっと手軽に軽快に遊ぶ」ことをコンセプトにした、バーサタイルモデル。プラッキングのバス・小型シーバス・チビイカ・アジ・メバルなど対象魚も幅広い

と書いてあります。とりあえず大抵のパックロッドの紹介文には、対象魚にバスが必ず入っている気がしますな。バスって何だかんだ言っても日本人にとって結構身近な魚なんだと思います。

グリップはEVA。個人的にコルクグリップよりこっちの方が汚れが落としやすくて好きかな位。コストもコルクよりこっちの方が安いみたいですね。

さてさて、Lだし対象魚をさほど大きめとしない小型の魚達用ロッドって事を言いたいんでしょう。でもルアーはmax25gまで背負える事になっています。

よって、ベイトフィネスなライトロッドかと思いきや、コイツそうでもなくて個人的にはフツーにちょい弱めのMLぐらいな印象を受けてます。

イカはイカでも、チビイカであるヒイカや、1gのジグヘッドでアジとかそういった釣りには向いてないです。小型シーバスというか、フツーにシーバスなんかに向いていると思う。

NS765Lというスピニングモデルも出てまして、何か基本ブランクスは一緒クサい感じなのかな?そっちは使った事ないので詳細不明ですけど。

ガイドは

ガイドはSICのKガイド。この辺はfujiさんと仲良しなだけあり、しっかり固めてきています。径もあるのでリーダー抜けも良いです。

安くてもガイド素材にある程度こだわりたい人はここのメーカーのロッドを買うといいのかなと思います。

とりあえず、僕の場合、小物に使えという記載の言いつけを守らずにバラマンディでも使いました。

結果としては、大丈夫。良く曲がる上にバットもなかなかしっかりしており、50~60cmクラスが相手なら全然使えます。むしろギリちょうど良いかもしんない。ドラグも出して楽しい感じ。レンジバイブとかナレージとか投げてましたね。あと時合が来たらtopもテキトーに。

ボリマンディとかに高弾性キンキンロッドを勧める人もいますが、この位柔らかい方がボリマンディには向いていると個人的には思います。ただこのロッドだとメータークラスいや、70超えた位から怪しいです。のされる気がする。

アウトバックシリーズの特徴

全てのモデルにおいて仕舞寸法が51cm以下に抑えられていて765Lは仕舞寸法が50cm。

長さによって4ピース、5ピース、6ピースのモデルがあります。

ちなみに51cmと仕舞寸法が一番長いモデルがベイト、スピニング両方でラインナップされている624MとML。4ピースで51cmぴったし。たかが1cm、されど1cmです。

仕舞うと6ft前半のロッドが一番長くなる不思議。4ピースじゃなくて5ピースにしてくれたら仕舞寸法がより抑えられると思うんですけどね。

情報がそんなに多くない

「ベテランアングラーも納得の上質なブランクを採用」

良い表現ですね~。これ、飲食店とかで見る「上質な国産地鶏を使用」と一緒の書き方です。せめて、スムーズな曲がりを再現するためセクションごとに設計を行い適切なカーボンを使用、ベテランアングラーの皆さんにも納得いただける仕上がりですとか、最近のパックロッドにありがちなフレーズを使えばいいのにと思ってみたり。

何というか、このメーカーは相変わらずHPとかでの広告宣伝はあまり上手く無い気がしています。詳細が不明な場合も多いですし。でも電話で問い合わせると丁寧に教えてくれます。2度ほど別のロッドの件で聞いた事があるので。

ケース

ナマゾンはプラスチック系バズーカにペラペラ竿袋でしたが、アウトバックに関しては少しだけ厚めの竿袋。メガバスのカイザより薄いけど、似た感じでまとめやすいようにベルトもついてます。ヒモじゃないよ。

で、この765Lですがケースをシンガポールに忘れてきたんで、現状手元にありません(笑)

友人の自宅にケースだけあるんですが、EMSで送ってもらうのも何なので次回回収すれば良いかな位で考えてます。ブログの写真が困るので写真だけ送ってもらおうかと思いましたが、急に忘れ物の写真を依頼するのも何なので画像なしです。そのうちアップします。ごめんなさい。

このシリーズのロッド、コンセプトがなんとなく不明なヤツもありますが、比較的値段も安い割にそこそこしっかりしているので1本持ってても良いんじゃないかなと思います。

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コメント

  1. さめさめ より:

    はじめまして!
    nc765l気になってるので教えて欲しい事があります!
    ベイトリールでシーバスをしてるんですがバチ抜けや比較的軽めのルアー(7g~12g)のルアーは投げやすいですか?
    また20gは気持ち良くなげれますか?

    • tabitsuri より:

      コメント有難うございます。お返事遅くなりました。
      どちらかというと、軽めのルアーに振っているロッドなので、1/2oz位までは問題なく使えます。
      もちろん合わせるリールにもよりますけど。重い方はさほど爽快感はない感じです。
      シーバスでシンペンとかジグヘッドのワームとか使っている分には大丈夫ですが、
      許容範囲のウェイトでも、あんまし抵抗感のあるルアーを巻き巻きするのは向いてないです。
      よろしくお願いします。