パックロッド探訪、ゾディアスS70M-5

栄養ドリンクってちょっと前まで「疲労回復」で売ってた気がするんですけど、疲労回復に効果があると言われていた物質のほとんどに疲労回復効果はなく、実のところ「疲労感を軽減させる」だけのようですね。ただ僕は単純なタイプですので飲んだら元気になれるので個人的には全然気にしてないです。

ゾディアスのS70M-5

ゾディアスのパックロッド、2本目のS70M-5は一応ある程度の何でもスピニング用に。

こいつを買った経緯として元々、フリーゲームXTのS70MLが欲しいなーと思っていたんですが、何気に売り切れてて全然買えなくてそんなところに仕舞寸法の短さで上回るゾディアスのS70Mが出たのでこっちを買ってみました。

フリーゲームXTのがグリップエンドもちょい長そうで良かったんですが仕方ないです。発売当初ゾディアス出すからフリーゲームXTは生産かけなかったんだろうなというシマノの販売戦略が垣間見えた感じ(笑)

スペック

このゾディアスS70M-5はルアーのスペック的に上限が15gとの事になっていますが、フリーゲームXTS70MLだと上限表記は28gですし元々それくらいまでキャスト出来ちゃったら嬉しいなとか、なんとなーくの期待はしていました(笑)

使ってみて、このゾディアスS70M-5は表記上15gになっているので倍の28gまではサスガに無理かなーと思って僕は16gのVJまでにしてますが、結果としてヘッド部分が16g、アルカリシャッドが5gなのでトータル21g。

そこそこオーバーしても普通に頑張れちゃってます(笑) 

軽い方はスピニングですし下限5gとか書いてありますが、さほど気にせんで良いと思います。もちろんノーシンカーイモとかも使えてますし野良ネズミとかも楽しいです。

前のC72MH-5と同様に仕舞寸法47.1cmと僕的なパックロッドに対する要望である50cmアンダーをクリアしており、コンパクトに仕上げてきています。移動時に荷物をコンパクトに出来るのはものすごいアドバンテージです。

一応、注目ポイントの1つのモノコックグリップですが個人的にはこのロッドならどうでも良い感じです。うん、まーねー位。海でボートに乗ってて思わずキャスティングレールとかにちょっとぶつけたりするとコンコンウルサイナー位のグリップだと思っていれば良いでしょう。

なんか、前に買ったエクスセンスMBのモノコックグリップの方がキズ付きやすい気がするのは気のせいかな。

そーいや王様が言ってたな

ゾディアスシリーズ、ガイドが小さいからダメだと王様が言ってましたね。王様のお話は「ヒロさんは信じていいけど俺のは信じちゃダメ」って自分でも言っていた通り、話半分くらいのバライティだと思って聞いておくのが楽しくて良いなと思っています。50%の真実と50%のジョークを展開しながら楽しませてくれるレジェンドデモンストレーターという事で。

ゾディアスのガイドに関してはアルコナイトなんでsicに比べて同径で若干重たいワケでその分径を小さくしてコストも下げつつ、振りぬきも少し軽い方へ持ってきたメーカーの設計だと思うので適材適所、使い方って事で良いと思います。ちなみに個人的にはまだ20LBまでしかリーダーを試してないですが特に引っかからないです。

スコーピオン2602R-5と比べてみて

ほぼ被るスペックのパックロッドを持っていないので、直接的に比較は難しいんですが、スコーピオン2602とこのゾディアスS70M-5。長さは思いっきり異なりますが若干似たスペックです。

どちらも同じ並継ぎ採用の幅広く使えるスピニングロッドって事で。

メーカースペック的には素材も上位素材を採用したスコーピオンの方が良いワケです。まーまーコルク抜けやすいけど(笑) しかし、実際使った肌感として竿の特性の差はあれどそこまでの大きな差はないと思います。

個人的には短い分スコーピオンの方がより取り回しが良く、ちょい軽いかなーって感じです。このゾディアスパックも価格帯からしたらかなり良く出来た「がんばロッド」である事は間違いないです。あとは、より先調子気味の味付けが良いならゾディアスね。

どちらもバットはしっかりしているスピニングのパックロッドです。

このゾディアスのパックロッドS70M-5、狙っていけるターゲットも幅広いんですがバス釣りから、チャーター便でたまにゲストとしてそこまで大きくない青物が釣れちゃうボートシーバス位までかなー。シーバスならランカークラスでも大丈夫でしたけど、シイラや青物メインにとかなら使わない方が良い気がします。ペンペンサイズなら何のこた―ないと思いますが、良いサイズが釣れちゃうと周りに100%迷惑がかかりそうです。グリップも脇に挟める長さじゃないので慣れないとファイトも安定しないし。

ケース

C72MHと同じく布袋です。「ホテイ」じゃなくて「ヌノブクロ」ね。汚れたらご家庭で洗濯しやすいねー位しかメリットは感じませんが、何も付いていないよりもマシです。

もち他のモデル同様にロッドベルトも付属してます。まあ僕はケース要らないので全然コレでOK。

現在、まったく海外に行けないですし僕は今のとこバスとシーバス位でしか使えてないですが、使ってて特に問題は発生してません。

メインが大体PE0.8か1号、リーダーは8LB~20LB位までで使ってます。かなり高コスパなロッドではあるので、とりあえずこの1本があればそこそこそつなくこなせちゃうとは思います。最初の1本にも良いと思います。僕は海外行けるようになったらサブロッドとして持ってくと思います。

シーバスは友達に誘われてたまにかなー、沖縄旅行の際にちょっと釣りしたいなーとか、比較的ライトめな釣り人さんの1本にも向いてるパックロッドだと思います。

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