これは初めて船でのシイラ釣りを楽しみたい人向けに、毎年ユルくシイラ釣りを楽しんでいる人が書いた内容ですので、ガチンコ勢力は温かい目でスルーしていただけると幸いですww
初めてシイラを船で釣りに行く人へ
乗合なのかチャーターなのかで、かな~り変わります。マジで。
乗合はルールが厳しいパターンが必然的に多くなります。その日にあったばかりの知らん人と一緒に釣りをするワケで、勝手なことをされちゃうと他のお客さんの迷惑になるので船屋さんが色々ルールを定めるのもまあ仕方ないですね。
僕なんかパックロッドでシイラを楽しんでますから、船長さんによってはそんなロッド使うなとか言ってくる人もいそうです。まだまだ古い体質の船屋さんも多いですし。
常連さんだけで成り立ってる便もありそうな気がします。そうなるともはやチャーターと一緒。もちろんすべてがそうじゃないとは思いますけどね。
楽しく仲間内でワイワイ釣りしたいならチャーターしちゃうのが100%断然おススメだと思います。友達いねぇよって人はまずは出会い系アプリで友達探しからスタート。
タックルとか
僕はパックロッドメインなので一般的にはあまり参考にならないと思いますが、5000番のスピニングリールにPE2号、リーダー40LBにしておけばシイラ以外にカツオとか来ちゃっても十分戦えます。ちなみにベイトタックルでも別に大丈夫です。その場合はPE4号位巻いとけば全然安心ですが、釣れるシイラがペンペンばっかならモノフィラ16LBでも十分抜けちゃうと思います。ちなみに突如発生するナブラシューティングになるとやっぱスピニングのが有利です。
ルアーはトップでバンバンって日はそうそうないと思うので、トップ系はペンシルとポッパー1本づつ、あとは比較的小型な早巻きシンキングミノー。
30g位のブレードジグや保険のソフトルアーを用意しておけばタフっても何とか釣りになります。よってタックルボックスもそんなに大きくなくて大丈夫。
なお僕の場合、おまけでメタルジグもTGベイト中心で入れてあります。
ちなみにフックは関東近郊のルール的な言われ方をする人もいますが、カエシをつぶすか、バーブレスへ交換はこの釣りの場合、個人的にマストだと思ってます。結構沖まで出る中、もしカエシ付きの太めなフックが刺さったら危ないですからね。
具体的なルアーとしては、メタルマジックやオーバーゼア、ミノーはサゴシチューンとか1つ下のレンジを攻められる系の小型ルアーを持って行った方が良いです。
なお、炎天下で終始ルアーをアクションさせると疲れちゃうのでタダ巻き系ルアーは個人的にマストww シングルフックのメタルマジックはマジでいい仕事しますよ。
なお50cm位のシイラでも、場合によっては一発でフックを曲げてきますんで注意。これピンテールサゴシチューンの純正フックね。元々このルアーにはさほど強めのフックは付いて無いですし、シイラに使うなら交換しておく方が安心だと思います。
夏の釣りはヤバいよ
基本的にシイラは夏の釣りです。
日差し対策はしっかりやらないと確実にダメージを受けます。日焼け止めは汗で落ちちゃうのでマメに塗るか、素直に長袖にしておくのが無難です。
思わずグローブ忘れちゃった場合は手がこんな感じに焼けてくる覚悟はしておきましょう。
シイラを探して8時間も海上にいるので水分補給、塩分補給も当然ながら大事です。こないだとか陸に上がってから一気に1Lくらい水分とりましたけど全然体が水分を欲している感じが収まらなかったです。
あと塩分タブレットって結構効き目あるので塩タブ担当者を決めとくと良いと思います。コンビニで塩分タブレット買って船上で配る担当者、塩タブおじさんね。大阪でアメちゃん配るオバサンと一緒な感じ。
この釣りはシイラがついてるパヤオや浮きごみを回る釣りになるのでかなり移動する釣りです。
相模湾のパヤオ周遊だとmapに載ってる場所を回りつつ、そのついでに浮きゴミ撃ってく感じ。
台風後のうねりが若干出てたりすると、よりシンドイ釣りになります。船に弱い人は当然、船酔い対策を忘れずに。あとは落水しないように注意ね。
この釣り、色々な面から考えてみるとかなりドMな釣りに入ると思います。
ここで一句。「シンドイな、真夏の日差しと、移動距離。」
ちなみに釣具屋のPOPとかに11名で○○丸にてシイラ、船中100hit以上とか書いてあっておースゲーじゃんって一瞬思っちゃいますが騙されないで~。
冷静に考えると1人あたり10hit以下ですよ、8時間とか船に乗って。その内キャッチはどんだけなのよと。船=簡単って思っている人もいるかも知れませんが、船乗っても意外にポンポン釣れる訳じゃないのは年頭に置いておきましょう。あとこの手の数字はちょいちょい盛られてますし。
たのしいら
こないだのこれで80upです。シイラって成長早いらしいですね。1年で良いサイズになっちゃう模様。4年生きる個体は少数らしいです。
なお、他の魚と比較するのは微妙だと思うんですけど、比較的身近なルアーフィッシングのターゲット、シーバスでランカーと呼ばれる同サイズの魚よりももちろん引くし良く走るので一度釣ってみると面白いと思います。
また船長さんにもよりますがシイラ狙ってて別のナブラが発生した場合にジグとか投げて小型の青物連発とかなるので、そんなシチュエーションも楽しいと思います。そうなると家族へのお土産用に血抜きは大変ですけどね。
日本のシイラはおいしいら
シイラはハワイでマヒマヒの愛称で親しまれてますし、レストランで出て来て食べたけど正直めちゃめちゃ美味しい感じはなかったです。
でも、こないだ食った写真のシイラフライ定食は旨かったなー。
フツーに味は蛋白。フライで正解、これなら釣って持って帰っても良いかもって思っちゃう感じ。全然臭くなかったし。ソースとの相性抜群。ご飯がすすむ感じ。個人的にはタルタルも欲しいので次回ここで食べる際は持参してみようと思います。
シイラ釣り、夏の風物詩とでも言いましょうか色々シンドイ部分は多い釣りとは言え、何だかんだ仲間内でワイワイ楽しめる釣りだと思いますので体験した事ない人は是非一度行ってみて下さい。