日本初のピラルク釣り堀、ちょっと気になっていますが料金システムが不思議というか、まあ色々お金がかかっているのは良くわかるんですが、釣れたら払うよりも先に徴収して釣れなかったら返って来るパターンの方が客の心理的にも良いような気はします。
カルテラス
北海道のメーカーさんですね。
Paratoとかここのスプーンも持ってます。スプーン=金属が一般的ですが、プラ系スプーンという事で変わってるなと思います。
ちょっと懐かしいですが、水牛の角を模したカランバとかもプラ系でしたね。
日本ってやっぱし縦長な国なので、北から南に行くにつれ釣れる魚も変わるワケで、釣り具にも地域性が出るのは面白いですよね。その分、気候条件的には厳しいですけど。
オーバーシーズ611
カルテラス×ツララのパックロッド、オーバーシーズ611です。 より長いOVERSEAS 87も出ましたね。
ツララコラボにしては珍しく5ピースになってます。ツララコラボってジェットセッター71sとかは5ピースですが、その他はロッドが長くても大体4ピースなイメージがありました。後はグリップジョイント2ピースとか。
おかげでこのパックロッドは仕舞寸法が50cmを切って、47cmという事である程度のバッグに入れられるサイズ感になっています。このパックロッド、仕舞寸法の割に結構マッシュルな仕上がりとなっているロッドです(笑)
まあオーバーシーズって名前からして海外意識系のパックロッドですし、個人的に比較的好きな味付けのパックロッドではあります。
スペック
ライン:PE 2~3号、ルアー:5~50g、重量:170g
比較的幅広く使える感じのスペックになってます。海外意識系、魚種限定解除系ロッドに多いスペックですね。ただ僕はこのロッドだと現状使ってるルアーは40gまでかなーって感じです。
ガイドはチタンのSIC、個人的にはこのロッドならステンでも良いと思いました。topの径が4.5mmなのである程度太めのリーダーを使う分にも大丈夫です。夏場に50LBで使ってました。
そうそう、例えばB.C.4MXHも同じようなルアー範囲ですが使ってて竿の特性が結構違うのでメーカーごとの味付け、コンセプトが分かりやすくて面白いです。ちなみに両方共北海道のメーカー。
ベイト、スピニング両用
このロッド、ベイトリールとスピニングリールどちらも使用可能なデザインになっています。
リールシートがスケルトンシートでトリガーがないワケですが、このシートのおかげで一応指が軽く引っかかる感じになります。
個人的にトリガー無くても別に気にしないタイプですので特に違和感はありません。トリガーLOVEな人はどうしても引っかかりが小さいので最初ちょっと違和感があるかも知れないですね。
バットガイドの内径が11mm。スピニング、ベイトどっちでもイケる感じでこのサイズをチョイスしたのかなと思います。
スピニングだと若干角度的にはきつくなりますが、ラインがブランクスをバシバシ叩いちゃう感じもそこまでなかったです。ただしあまりギュッと握るとリールシートの構造上どうしても手は痛くなるので、グローブとかして使うのがおすすめです。
スピニング使用でも、ブチヌキモバイルほどガイド径が小さくないので一回目の収束での抵抗感は軽減されてる感じです。
逆にベイトだと若干ガイドが大きい気がしますが、これも使ってみて特には問題ない感じです。70サイズとか小さいベイトリールを合わせるロッドじゃないですし。
例えば、このロッドに200クラスのベイトのせてボリマンディで強気に遊んでみるものの、当日やけに渋くて軽めのジグヘッドにワームとかを発動させる際にスピニングにチェンジすれば釣りもしやすいかも知れないです。
メーカーさん写真で北海道という土地柄、トラウト系を多く釣ってますが都内近郊で狙える小型のマス属には明らかにオーバーパワーなのでとりあえずオフショアで。確かメーカーの写真にシイラがあったのでマネして使ってみたもののメータークラスは釣ってないので不明。ちなみにシーバスにも良い感じでした。
ただね、グリップエンドがフツーに短いので使っていて二の腕の筋肉が疲弊します。良い筋トレ。tulala的には仕舞寸法頑張ったので仕方ないですね。
エンドにバランサー入ってる感じなので、何とか調整出来ないかと力いっぱいトライしてみましたが、外れなかったのであきらめます。ぱっと見はいけそうなんですけどね。
無負荷で振ると若干固そうなロッドですがキンキン系じゃないし魚がかかるとしっかり仕事します。
まあ魚がかかって仕事しないロッドって、それはただの棒(笑)
ただですね、40,50cm位でそうでもないサイズ感だから魚抜いちゃおうって場合に使ってて継の部分が若干見た目的にも安心感に欠ける感じです。毎回ネット使った方が吉かなーって思っちゃう。
ケース
ロッドの仕舞寸法が47cmですがケース自体が60cmなのでケースに入れちゃうとかさばります。ケースは他のを使いまわしたのか、リールとかも入れられるよって事でスペースを開けてあるのか、ユーザーの使い方次第です。
個人的にはピッタリ短いセミハードケース付けてくれた方が機内持ち込み出来るので嬉しかったです。
ただ、剥き身でロッドソックスに入れとくパターンでもバットガイドが小径なので入れやすいしどっかにぶつけてバットガイドが取れちゃう事も少ないとは思います。
総じて近いコンセプトのルアマガコラボロッド、ブチヌキパワーモバイルよりも考えて作られているロッドじゃないかと。ただツララ系ってモノは良いんですが、所属しているテスター陣に問題児やキナ臭い人が多いイメージがぬぐえないメーカーだと思っています(笑)
この手のコンセプトのロッドに1ランク柔らかい穂先もセットしてもらうと、スピニング側の汎用性がより広がるので、本格的に1本で何でもこなせるロッドになるんじゃないかなと思ってまして、ちょっと自分で改造は必要ですが該当しそうなロッドの見当は付いてるので買ってみようかなとは思っています。