2ヶ月連続でダイワのパックロッド紹介になっちゃいましたが特に意識した訳じゃないです。
BLXトラベルS70ML+-5
2021年にダイワのブラックレーベルシリーズがパックロッド化されて、このS70MLは昨年追加になったモデルです。キャスティングでひっそりセール価格で販売してた際に思わず買っちゃいました。ブラックレーベルトラベルは2本目。
何と言うか、このクラスのスピニングはそこそこ持っているので若干被る感じにはなるんですけど、買った際はセールで安くなってたしさー、別に良いじゃんって事で自分を納得させていますw
表記が「BLXトラベルS70ML+-5」となりましてMLの+で5ピースって事なんですが、知らない人からすればプラスマイナス5みたいにも読めちゃいます。
まあ釣り人だけ分かれば良い表記って事で。
そもそもMLにモアパワーなら、それは既にMじゃないんか問題もあると思うんですが、このロッドは開発者匙加減が発動した上での表記ではなく、一応バットにかけてがMパワーとなるように作られているので+表記のようです。
ゾディアスS70M使ってからこのBLXトラベルを使うと、バットは同じMになると思うんですが、使った感じの硬さはだいぶ異なります。BLXトラベルの方が柔らかくティップも良く入ります。そうです、ティップセクションML、バットセクションのMですから。
そもそもの竿のグレードが異なるのであれですが、個人的に使用感はこっちのが好きかなー。
スペック
ルアーは2.7g~28gになってます。まあ表記なんで元々参考程度でそのロッドを実際使ってみて自己責任の上、どこまでイケんのかって事になるワケですが、そこは毎度の事自己責任ですね。そもそもこのロッドで3gとかのルアーは使っていませんが、僕が使った下限だと5g位の6cm台のミノーはフツーに快適に飛ばせます。BLXトラベルですしbabyfaceのM60SR-Sとかこのロッドでも投げてます。
アンダーとかでキャストしている分にはやむを得ず倍位まで使ってみましたが大丈夫でした。まあ投げにくいけどね。
X45フルシールドに3DXの文字もちゃんとプリントされてます。
グリップジョイントの並継ぎ仕様なのでバットセクションはかなり太いです。12.3mmあります。
自重は113gでゾディアスのパックロッドS70Mとほぼほぼ一緒です。重さだけみたらゾディアス頑張ってるな感はありますな。
このブラックレーベルトラベルは、使っててかなり安心感のある分類に入るパックロッドです。
ガイド大きめ
ガイドはtopが5mmなので、多少リーダー太くても全然問題ないですよ。
TOPガイドは大きめロッドの方が色んな魚種に使いやすいと思っています。魚によってはPE本線との一般的なバランスよりもリーダーを太くする場合もあるので。
元ガイドもこの際なので測ってみましたが25mmありました。
やっぱいいね!仕舞寸法。
エアエッジモバイル、セブンハーフと無駄に4ピースへのこだわりを見せていたダイワですが、ブラックレーベルトラベルからはグリップジョイントの5ピースを採用しています。他の4ピースなロッド達はもはや消えてしまったような印象が・・・。
これによりBLXトラベルは全モデル仕舞寸法が50cmアンダーに抑えられていて、このS70MLも50cmです。
急にダイワが5ピースに路線変更した理由がちょっと知りたいですけど、定価的にはBLXトラベルが一番高いのでその辺も差別化って感じでOK。
僕はずっと提唱していますが、パックロッドはある程度のモデル以上は仕舞寸法50cm以下の基準をクリアしていて欲しいです。50cmに慣れてて、リュックにサクッと入れて運んでいる人からしたら中途半端に60cmとか言われても逆に不便位に感じちゃうのですよ。
ケース
ナイロン系で若干厚みがあるBLXトラベルシリーズ共通のケース。一般的なナイロン竿袋よりほんのり防御力upパターンです。前に紹介したネオンリミテッドは差し色で蛍光グリーンが入ってましたがノーマルのBLXトラベルは特に飾りの色はないです。モデルネームまできっちりプリントされてます。
このBLXトラベルS70MLなんですが、かなり釣りの幅を広く持てる程良いパックロッドなので1本あればある程度何でもこなせちゃうパックロッドになっています。予算3万円台な人には1本としておすすめ出来ます。
海外行って釣りする場合とか荷物を減らしたい場合にも向いてると思いますよ。
小型ミノーで遊びつつ、時合が来たらルドラとかアスリートに変えてちょっとターゲット変更とか出来ちゃうパックロッドです。